
屋外LEDディスプレイは、輝度や防水性能(IP規格)の確認が基本です。しかしHIBINOでは、それ以外にも現場ならではの観点から設置前に必ず確認していることがあります。
▼屋外用LEDディスプレイの基本については、以下の記事で詳しく解説しています。
屋外LEDディスプレイは屋内用と何が違う? 設置前に知っておきたいチェックポイント
光害を発生させる可能性はないか
屋外LEDディスプレイは高輝度で設計されているため、そのまま夜間も点灯し続けると、
近隣の住宅や施設への光害につながる可能性があります。地域の方にご迷惑をおかけしないためにも、事前の確認が欠かせないポイントです。
HIBINOでは、屋外LEDディスプレイには
照度センサーの設置を標準的にご提案しています。周囲の明るさに応じて輝度を自動調整することで、昼間はしっかり視認でき、夜間や曇り・雨の日には適切な輝度に抑えられる運用が可能です。省エネの観点からも有効な対策です。
直射日光によって視認性が下がらないか
屋外では、直射日光がLEDディスプレイに当たることで映像のコントラストが低下し、視認性が下がることがあります。こうした環境では、
各LEDランプの上部に庇(ひさし)を取り付けて対策します。
ビルの屋上広告のように下側からしか見ないケースでは、基本的に庇を取り付ける判断をしています。庇によって上方向からの視認性は下がりますが、上から見下ろされるケースはほぼないため問題ありません。一方で下から見る際は、外光の直射を抑えて映像をくっきりと見せることができるため、歩行者や通行者への訴求力が高まります。
一方、ビルの合間など直射日光が当たりにくい場所や、目線の高さに設置するような場合は、庇が不要と判断することもあります。庇の要否はケースごとに異なるため、現場環境を確認したうえでご提案しています。
ボールや人がぶつかるリスクはないか
サッカーコートや体育施設の周囲など、ボールや人体が接触する可能性がある場所への設置では、
パネルを保護する衝立をあわせてご提案しています。
LEDパネル自体も直接の衝撃に耐えられる強度を持っていますが、選手がぶつかってくるような状況も想定し、念には念を入れて物理的に保護する設計を採用しています。万が一の際も、パネル本体へのダメージを最小限に抑えることができます。