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LEDディスプレイ導入で後悔しないために。
ヒビノが現場で必ず確認していること

LEDディスプレイ選びでは、明るさやサイズのスペックチェックはもちろん大切です。ただ、現場に足を運んでみて初めて気づく問題も少なくありません。
こうした「スペック表には載らない要素」が、導入後の「こんなはずじゃなかった」につながることがあります。

HIBINOでは、お客様からのご相談をいただいた際、機器のスペック選定の前に、必ず現場環境の確認と用途のヒアリングを行っています。

本記事では、LEDディスプレイの設置実績豊富な私たちが導入前に特に気をつけているポイントをまとめました。LEDディスプレイの導入を検討されている方の参考になれば幸いです。

HIBINOでは、LEDディスプレイの最適な活用・選定方法をまとめた資料も配布しております。ディスプレイの選定にお悩みの方は、ぜひお気軽にダウンロードください。

LEDディスプレイの最適な活用・選定方法

照明レイアウトの確認は、なぜ導入前に必要なのか?

店舗内の照明がLEDディスプレイに映り込んでいるイメージ画像

LEDディスプレイの設置を検討する時は、ディスプレイそのもののスペックだけでなく、周囲の照明環境にも注意を払うことが大切です。

照明だけでなく、ガラスからの映り込みにも注意


設置環境によっては室内の照明がディスプレイに映り込み、映像が見えにくくなることがあります。映り込みが起こりやすいのは、照明が真下から当たるケースよりも、少し斜めの角度から光が入るケースです。

また、近年は特に都内を中心にガラス張りの建物が増えており、ガラス面を通じた映り込みにも注意が必要です。外からの光がガラスを通じてどのように室内に入ってくるかだけでなく、ディスプレイの映像がガラスに映り込んで周囲の施設に影響を与えないかという点も、事前に確認すべきポイントのひとつです。

角度の調整と表面加工で対策する


こうした映り込みへの対策としては、ディスプレイの設置角度を調整する方法があります。わずかに傾きを変えるだけで映り込みが解消されるケースもあります。加えて、映り込みを抑える表面加工を施したディスプレイを選定することも有効な対策です。

映り込みの影響は現場ごとに異なるため、HIBINOでは照明レイアウト図の確認や現地調査を実施したうえで、映り込みが起こりにくい設置角度や高さ、ディスプレイの種類をご提案しています。

LEDディスプレイ選びでは「画面の明るさ(輝度)」に注目されることが多いですが、設置後の視認性は輝度だけでは決まりません。照明とLEDディスプレイの設置計画をセットで考えることで、導入後の「なんか見えにくい」を防ぐことができます。

▼輝度そのものについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
スマホ、テレビ、街頭ディスプレイの輝度はどのくらい?身の回りの"明るさ"くらべ

床面LEDを導入するとき、何を確認すればいいか?

床面LEDディスプレイのイメージ図

ショールームやイマーシブ施設などで、床面にLEDディスプレイを設置する演出が増えています。インパクトが大きく空間の印象を大きく変える一方で、壁面や天井への設置とは異なる配慮が求められる場合があります。

映り込みは、表面加工で防ぐ


床面のLEDディスプレイは、艶のある表面だと光だけでなく、来場者自身が意図せず映り込んでしまうことがあります。ショールームや商業施設など、不特定多数の方が訪れる場所では、来場者への配慮という観点からも注意が必要なポイントです。

HIBINOでは、床面に限らず特別な指定がない場合は、映り込みしにくいマット加工を施したディスプレイをおすすめしています。マット加工によってコントラストがやや低下することはありますが、映り込みによる見づらさに比べれば軽微な影響です。艶のある表面(グロス仕上げ)は、お客様から特別なご要望がない限り、基本的にはおすすめしていません。

また近年では、アンチリフレクション(AR)加工という、艶消しにせずに反射を抑える技術も選択肢に加わっています。設置環境やご要望に応じて、最適な表面加工をご提案しています。

多くの人が歩く場所では、保護カバーの交換を前提に設計する


また、さまざまな方が床面のLEDディスプレイの上を歩くような場合には、ディスプレイそのものの耐久性を上げるのではなく、保護カバーを"消耗品"として割り切る設計をご提案することがあります。カバーだけを交換できるようにしておくことで、ディスプレイ本体を長く使い続けることができます。

スペースが限られている場合、どうやって解決するか?

店舗内での透明LEDディスプレイの活用シーンイメージ

店舗やオフィスでは、設置できる面積が限られていたり、大きなディスプレイを置くと空間に圧迫感が出たりするケースがあります。「もっと大きく映したいけれど、スペースがない」というご相談も、HIBINOにはよく寄せられます。

鏡を使って、表示面を大きく見せる


そのような場合にご提案しているのが、設置面の隣や対面に鏡を配置するという方法です。鏡にLEDディスプレイの映像が映り込むことで、表示エリアが視覚的に広がり、実際の設置面積よりも大きく見せることができます。同時に、鏡が空間に奥行きを生み出すため、圧迫感の解消にも効果的です。

鏡の設置を提案する背景には、ほかにも事情があります。テナントビルの構造上ディスプレイを取り付けられない壁面がある場合や、重量の制約で大きなディスプレイを設置できない場合、あるいは吹き抜けや入口まわりなど開口部のある空間で表示面を広く見せたい場合など、鏡を使うことで物理的な制約を補うことができます。鏡といっても重いガラス製の鏡ではなく、軽量なフィルム状の素材を使用することもあるため、ディスプレイを設置できないような壁面でも対応しやすいのが特徴です。

鏡を活用する場合、コンテンツの設計も検討のポイントです。実写映像は鏡に映ると左右が反転するため、文字や方向性のある映像では違和感が出ることがあります。上から下にグラフィックが流れるような、左右の区別がないデザインであれば、鏡越しでも自然に見えます。

透過型LEDで、閉塞感なくアピールする


もうひとつの方法として、後ろ側から透けて見える透過型LEDディスプレイを設置する選択肢もあります。店内に閉塞感を作ることなく、商品や情報を効果的にアピールすることが可能です。

「スペースが限られているから大きなLEDディスプレイは無理」と諦める前に、一度ご相談ください。空間の使い方次第で、思った以上の表現につながることがあります。

▼店舗でのLEDディスプレイ活用術は、こちらで詳しく解説しています。
集客・売上アップに貢献!店舗の魅力を引き出す「売り場別LEDディスプレイ活用アイデア」

屋外設置で、ヒビノが必ず確認していることとは?

ビルの壁面に設置された屋外LEDディスプレイのイメージ画像

屋外LEDディスプレイは、輝度や防水性能(IP規格)の確認が基本です。しかしHIBINOでは、それ以外にも現場ならではの観点から設置前に必ず確認していることがあります。

▼屋外用LEDディスプレイの基本については、以下の記事で詳しく解説しています。
屋外LEDディスプレイは屋内用と何が違う? 設置前に知っておきたいチェックポイント

光害を発生させる可能性はないか


屋外LEDディスプレイは高輝度で設計されているため、そのまま夜間も点灯し続けると、近隣の住宅や施設への光害につながる可能性があります。地域の方にご迷惑をおかけしないためにも、事前の確認が欠かせないポイントです。

HIBINOでは、屋外LEDディスプレイには照度センサーの設置を標準的にご提案しています。周囲の明るさに応じて輝度を自動調整することで、昼間はしっかり視認でき、夜間や曇り・雨の日には適切な輝度に抑えられる運用が可能です。省エネの観点からも有効な対策です。

直射日光によって視認性が下がらないか


屋外では、直射日光がLEDディスプレイに当たることで映像のコントラストが低下し、視認性が下がることがあります。こうした環境では、各LEDランプの上部に庇(ひさし)を取り付けて対策します。

ビルの屋上広告のように下側からしか見ないケースでは、基本的に庇を取り付ける判断をしています。庇によって上方向からの視認性は下がりますが、上から見下ろされるケースはほぼないため問題ありません。一方で下から見る際は、外光の直射を抑えて映像をくっきりと見せることができるため、歩行者や通行者への訴求力が高まります。

一方、ビルの合間など直射日光が当たりにくい場所や、目線の高さに設置するような場合は、庇が不要と判断することもあります。庇の要否はケースごとに異なるため、現場環境を確認したうえでご提案しています。

ボールや人がぶつかるリスクはないか


サッカーコートや体育施設の周囲など、ボールや人体が接触する可能性がある場所への設置では、パネルを保護する衝立をあわせてご提案しています。

LEDパネル自体も直接の衝撃に耐えられる強度を持っていますが、選手がぶつかってくるような状況も想定し、念には念を入れて物理的に保護する設計を採用しています。万が一の際も、パネル本体へのダメージを最小限に抑えることができます。

まとめ

LEDディスプレイの導入を検討する際、明るさやサイズといったスペックはもちろん重要です。しかし、HIBINOが大切にしているのは、スペック表には載らない現場の情報をいかに事前に把握できるかという点です。

照明の映り込み、床面の表面加工、空間の圧迫感、屋外特有のリスクなど、これらはいずれも、現地を見て初めて気づけることが多く、机上での検討だけでは見落としてしまいがちなポイントです。だからこそHIBINOでは、お問い合わせをいただいた際にまず現場に足を運ぶことを大切にしています。

「具体的な用途はまだ決まっていない」「何から相談すればいいかわからない」という段階でも問題ありません。空間を実際に見ることで、「何を見せたいか」ではなく「この空間で何ができるか」という視点からの提案が可能です。ゴールが見えていない段階でも、まずはお気軽にご相談ください。

LEDディスプレイの導入に少しでも関心をお持ちでしたら、まずはお気軽にご相談ください。

LEDディスプレイの導入について相談してみる

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