屋外LEDディスプレイは屋内用と何が違う?
設置前に知っておきたいチェックポイント


「屋外用と屋内用、いったい何が違うのか」
LEDディスプレイの屋外設置を検討し始めた方から、よく聞かれる質問です。
見た目は似ていても内部の設計はかなり異なり、輝度・防水防塵・耐久性といった屋外ならではの条件を押さえていないと、設置後に思わぬトラブルが起きることもあります。
本記事では、まず屋外用と屋内用の設計の違いを整理したうえで、導入前に確認しておきたい5つのチェックポイントを解説します。
アーケード下や軒下など「半屋外」といわれる判断に迷いやすい設置場所ごとのIP規格の目安も取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。
HIBINOでは、LEDディスプレイの最適な活用・選定方法をまとめた資料も配布しております。ディスプレイの選定にお悩みの方は、ぜひお気軽にダウンロードください。
LEDディスプレイの最適な活用・選定方法
CONTENTS
| 設置環境 | 推奨輝度 |
|---|---|
| 屋内(オフィス・会議室) | 200〜800 nits |
| 屋内(明るい商業施設・ショールーム) | 800〜1,000 nits |
| 半屋外(軒下・エントランス・ガラス越し) | 2,500〜4,000 nits |
| 屋外(直射日光あり) | 4,000〜6,000 nits |
| 設置場所 | 推奨IP等級 | 補足 |
|---|---|---|
| 屋内 (オフィス・商業施設内) | IP30〜IP54 | 空調が効いた環境であれば高い防水性は不要 |
| 半屋外 (軒下・エントランス) | IP66 | 屋外用と基本は同じですが、ケースバイケースなので、ご相談ください。雨の吹き込みや砂埃への対策が必要 |
| 屋外 (一般的な壁面設置) | IP65 | 屋外LEDビジョンの標準的な等級 |
| 屋外 (沿岸部・台風地域) | IP66 | 強い噴流水や潮風への備えが必要 (防水・防塵性能以外に塩害対策が必要) |
| チェックポイント | 確認内容 |
|---|---|
| ① 輝度 | 設置環境に適した輝度(nits、cd)か。余力を持った設計になっているか |
| ② 設置環境 | 屋外・半屋外・屋内のどの区分に該当するか |
| ③ 耐候性 | 使用温度範囲・UV対策・沿岸部なら塩害対策はあるか |
| ④ 放熱・排熱設計 | ファンレス設計か。ヒートシンクは十分か |
| ⑤ 保守・運用体制 | 定期メンテナンスや保守契約の有無を確認できているか |