屋外LEDディスプレイに欠かせない「IP規格」とは?
防水・防塵の基本をやさしく解説


LEDディスプレイの製品カタログを開くと、スペック欄に「IP65」「IP67」といった表記が並んでいるのを目にします。
これは防水・防塵の保護レベルを示す国際規格ですが、数字が何を意味しているのか、どこまでの環境に対応できるのかを正確に把握している方は多くないかもしれません。
特に屋外にLEDディスプレイを設置する場合、雨や砂塵といった設置環境リスクへの耐性は製品選定の重要な判断基準になります。
設置環境に合った製品を選ぶために欠かせないIP規格の基本を、本記事では読み方から各等級の意味、知っておきたい注意点まで、わかりやすく解説します。
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LEDディスプレイの最適な活用・選定方法
CONTENTS

| 等級 | 保護内容 | 分かりやすく言うと |
|---|---|---|
| 0 | 保護なし | 防塵性能なし |
| 1 | 直径50mm以上の固形物を防ぐ | 手のひらサイズの異物が入らない |
| 2 | 直径12.5mm以上の固形物を防ぐ | 指が入らない |
| 3 | 直径2.5mm以上の固形物を防ぐ | 工具やワイヤーが入らない |
| 4 | 直径1mm以上の固形物を防ぐ | 細いワイヤーも入らない |
| 5 | 粉塵の侵入を防ぐ(完全ではない) | 動作に支障がない程度に防塵 |
| 6 | 完全防塵 | 粉塵の侵入を完全にシャットアウト |
| 等級 | 保護内容 | 分かりやすく言うと |
|---|---|---|
| 0 | 保護なし | 水に対する保護能力なし |
| 1 | 垂直に落ちる水滴を防ぐ | 軽い小雨程度に耐えられる |
| 2 | 15°傾斜の水滴を防ぐ | 少し斜めの雨に耐えられる |
| 3 | 60°以内の噴霧水を防ぐ | シャワー程度の散水に耐えられる |
| 4 | 全方向からの飛沫を防ぐ | あらゆる方向からの水しぶき程度に耐えられる |
| 5 | 全方向からの噴流水を防ぐ | ホースで水をかけても耐えられる |
| 6 | 強い噴流水を防ぐ | ホースで強めに水をかけても耐えられる |
| 7 | 一時的な水没に耐える | 水に沈めても30分は耐えられる |
| 8 | 継続的な水没に耐える | 長時間水中でも使用可能 |