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大型LEDディスプレイの特徴と注意点|ワンストップサービスのHIBINOが解説

「LEDディスプレイは、屋外だけじゃなく屋内でも使えるの?」
「大型LEDディスプレイを導入したいけど、メリットや注意点を知りたい」
「大型LEDディスプレイの具体的な活用方法を知りたい」

最近では、街中の広告やスポーツ観戦のスタジアムなどでよく大型ディスプレイを目にする機会があります。LEDディスプレイの導入を検討されている方のなかには、導入するとどんなポイントに気をつけるべきか気になっている方もいるのではないでしょうか?

本記事では、大型LEDディスプレイに対する疑問を解消するために、下記の内容をお伝えします。

・LEDディスプレイの「大型」の定義
・大型LEDディスプレイの利用目的と効果
・大型ディスプレイの活用方法
・大型ディスプレイの注意点
・大型ディスプレイの活用事例

大型LEDディスプレイの導入に向けて利用目的や活用方法、注意点を知っておくと長期的な運用方法まで考えられます。

また、HIBINOでは大型LEDディスプレイのソフトウェアやコンテンツ、ハードウェアまでワンストップで提案ができます。導入を検討中の方は、下記よりお気軽にダウンロードしてください。

LEDディスプレイの最適な活用・選定方法

大型ディスプレイの定義

大型ディスプレイという言葉は、大きなサイズのディスプレイをさします。ただし大型という言葉に厳密な定義はありません。

観客や通行人に遠くからでも視認してもらえるように、一般的には数メートル以上のサイズを持つディスプレイを「大型ディスプレイ」とさすことが多いです。

LEDディスプレイ市場の拡大に伴う低価格化により、およそ100インチを超える液晶ディスプレイとLEDディスプレイの価格差がなくなりつつあります。同レベルの価格であれば、LEDディスプレイ側のメリットがかなり大きいことから、100インチ以上のディスプレイはLEDディスプレイ一択になりつつあるのが現状です。

大型ディスプレイの利用目的と効果

大型ディスプレイは、情報の伝達や広告、イベントなどさまざまな用途で活用されています。とくに大型LEDディスプレイは、大きな画面と明瞭な映像で一般的なディスプレイに実現できない臨場感や迫力を作り出すことが可能です。

大型LEDディスプレイ利用場面


大型LEDディスプレイは、視覚的なインパクトとともに人々が集まる場所や公共の場所で効率的な情報伝達手段として効果を発揮します。広告として利用すれば、その臨場感により訴求力を高めることが可能です。

ただし、多くの人と情報を共有し、訴求力を高めるためにはコンテンツの表現力が求められます。不特定多数の人が集まる場所には、異なる背景や興味を持った人々が集まるからです。幅広い人々にアピールする必要があるので、視覚的に魅力的で共感を呼ぶコンテンツでなければいけません。

歩きながらや何か考えごとをしながらLEDディスプレイを見る場合にも、メッセージが伝わりやすいように色やフォント、レイアウトなどの工夫が必要です。そして何よりインパクトのある映像表現が求められます。

HIBINOではディスプレイだけでなく、映像コンテンツも含めたご提案が可能です。
長年積み重ねてきた経験から、ディスプレイのことも、ディスプレイを最大限活かせるコンテンツも熟知しています。ディスプレイの提案・設置からコンテンツ制作もワンストップで提供できるため、最小限のお打ち合わせでプロジェクトを進行可能です。

大型LEDディスプレイを導入して、訴求力の高いコンテンツを提供したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。

大型LEDディスプレイの特徴

大型LEDディスプレイは、発光ダイオードを使用した表示装置です。電気を通すと発光する半導体素子で、家庭でも電球の代わりに使われています。

LEDディスプレイでは、素子一つひとつが自発光するため画面を明るくできるため、大画面でも明るく鮮明な画像を実現することが可能です。そのため、大画面での映像表示に向いています。

液晶マルチディスプレイのように複数の小型ディスプレイを組み合わせて大きなディスプレイを作ると、各ディスプレイのベゼル(枠)が縦横に網目のような線として見えてしまい、大画面感が失われてしまいます。ベゼルが邪魔にならないLEDディスプレイは、大きな画面で没入感のある映像表現が可能です。

LEDディスプレイは「屋内型」と「屋外型」の大きく分けて種類は2つです。それぞれの特徴を紹介します。

1.屋内型


屋内型の大型LEDディスプレイは、解像度が高く細かな表示が可能です。会議室や店舗内など、詳細な情報を伝えたい場所で利用できます。高輝度なので、外光が入る屋内の明るい場所でも綺麗に見えます。

また、会議室でも、プロジェクターのように部屋を暗くする必要がないのはメリットです。

たとえば、午後1時に会議室でおこなわれるプレゼンテーションを想像してください。オーディエンスは昼食を食べてお腹がいっぱいになったあとです。淡々と進むプレゼンテーションを暗転した会議室で1時間聞かされるとどうなるでしょう?

10分後には半数の方が夢の世界に旅立ってしまうかもしれません。しかし、高輝度の大型LEDディスプレイでは、室内を暗転させる必要がありません。訴求力の高い大型LEDディスプレイであれば、大画面による迫力でプレゼンテーションの内容にも興味を持ってもらえる可能性が高まります。

オフィス内で導入をご検討の際には、移動しやすい大型LEDディスプレイもあります。イベントに応じて移動可能なので、設置場所ごとに複数台購入する必要がありません。

ALL IN ONE LEDディスプレイの製品資料を見る

オフィスの空間づくりを手掛けるプラス株式会社様の新しいオフィスにも、ALL IN ONE LEDディスプレイをご導入いただきました。プラス株式会社様の導入事例は下記よりご確認いただけます。

プラス株式会社様 導入事例|これからのオフィスづくりにも最適なALL IN ONE LEDディスプレイの特徴とは?

2.屋外型


屋外型の大型LEDディスプレイは、高輝度で耐久性が高く明るい太陽光下でも見やすいのが特徴です。耐候性が高く、雨や雪、温度変化など屋外の条件に耐えられる仕様となっています。

広範囲な視野角を持ち、さまざまな角度からの視認性を保つことが可能です。建物の外壁や大型看板など、広範囲に情報を伝えたい場所で利用できます。

たとえば、夏の暑い日に行われる野外イベントを想像してください。強い太陽光の下では、高輝度に耐えられるディスプレイでないと視認性が失われます。野外イベントで場所によっては、ステージが見えない観客はどうなるでしょう?

おそらくパフォーマンスを見られなければ盛り上がることができません。しかし、高輝度な大型LEDディスプレイでは、強い日差しのなかでも映像をはっきりと映し出します。観客はどの位置からでも、見やすい映像を確認できるため野外イベントを楽しむことが可能です。

屋外用LEDディスプレイのメリットデメリットや選び方のポイントについては、下記の記事でも詳しく解説しています。

屋外用LEDディスプレイのメリットデメリットを解説!選び方のポイントから注意点も紹介

大型LEDディスプレイを上手に活用するためのポイント

大型LEDディスプレイを上手に活用するためには、2つのポイントを押さえておきましょう。

LEDディスプレイを上手に活用するために知っておきたいポイント2つ

それぞれ、詳しく解説します。

1.環境に応じた最適な設置場所と角度


大型LEDディスプレイは視認性とインパクトを重視し、なるべく多くの人から見える適切な位置に設置することが大切です。環境によって、最適な設置場所と角度は異なります。

設置場所のポイントは下記の3つです。

・大きさ
・高さ
・角度


設置場所を考慮して、伝えたい人に内容が届く大きさを検討する必要があります。実際の設置場所は、視線の高さを考慮し視聴者が自然な姿勢で映像を見られる位置にします。

水平方向の視野角


ディスプレイの角度も重要なポイントです。垂直に設置すると、映像が見づらくなる可能性もあります。

垂直方向の視野角


大型LEDディスプレイの設置は視認性と視覚的なインパクトを最大限に引き出すために、環境を考慮した適切な設置場所と角度が求められます。

2.省エネルギーと長寿命を実現するための運用方法


大型LEDディスプレイの運用では、ディスプレイの明るさ設定を考慮したスペックを選ぶことが大切です。

LEDディスプレイに明確な寿命という定義はありませんが、便宜上「輝度半減期(輝度が半分になる期間)」を寿命に近い言葉で使用しています。長寿命を実現するためには、下記の方法があります。

・設置場所に合わせた仕様
・定期的なメンテナンス
・輝度を余力のある状態で導入する


たとえば、MAX3,000cdのディスプレイを導入した場合には最初からフルパワーの3,000cdで使用すると、輝度の減退が早期に発生してしまいます。長期的に運用するためには、3,000cdで使用する場合は5,000cdの実力を持ったディスプレイを選定するなど、余力を持った運用をしなければいけません。

しかし、長期的に運用することを考えながらスペックを選ぶのは、ノウハウがなければ難しいかもしれません。HIBONOでは、明るさの設定まで考慮した提案ができます。長期的に大型LEDディスプレイを運用したいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

▼参考:LEDディスプレイの寿命については、下記の記事でも詳しく紹介しています。
LEDディスプレイの寿命はどのくらい?減価償却に関係する法定耐用年数についても解説

大型LEDディスプレイの注意点

大型LEDディスプレイの設置や使用にあたってはいくつか注意点があります。大型LEDディスプレイでは、安全確保とメンテナンスの2つに注意しましょう。

それぞれ、詳しく解説します。

1.安全確保


大型LEDディスプレイの設置は、とくに安全確保の観点から専門的な知識と技術が必要となります。

下記の点に注意するようにしましょう。

設置時


とくに屋外では、高所に設置するケースも多いため設置時の安全確認や設置後の定期的なメンテナンスは欠かせません。安全を確保して設置するためには、専門業者に依頼するようにしましょう。

2.メンテナンス


大型LEDディスプレイを長時間使用するには、定期的なメンテナンスが必要です。適切な運用方法を守ることで、大型LEDディスプレイは省エネルギーと長寿命を維持できるからです。

定期的な清掃は、埃や汚れを取り除き画面の表示品質を保ちます。また、発熱や異常発火のリスクを低減させる効果もあります。

電源装置やケーブルの点検も重要です。使用時間とともに劣化しやすくなるため、不具合が起きると全体の動作に影響が出てしまいます。

また、ソフトウェアの更新も重要なポイントのひとつです。ソフトウェアを更新することで、バグの修正やシステムの安定性が増します。適時更新することで、安定した表示を保つことが可能となります。

定期的なメンテナンスを行うことで、大型LEDディスプレイは長期間にわたって安定して運用可能です。そのためには、メーカーが部品の提供を何年してくれるかを確認しておくのがおすすめです。万が一故障した場合でも、部品の提供があれば継続して利用することができます。

HIBONOでは、7年間は部品の提供が行えるようにしています。LEDディスプレイの定期保守メニューも用意していますので、メンテナンスについてのご相談もお気軽にお問い合わせください。

大型LEDディスプレイの活用事例

ここでは、大型LEDディスプレイの活用事例について3つのケースを紹介します。

大型LEDディスプレイの活用事例


1.クロス新宿ビジョン様


クロス新宿ビジョン様

交差点の信号待ちをしている間にディスプレイを見上げると3Dのように見える巨大な猫がビル屋上の部屋に住んでいるかのように見えます。

巨大猫の写真や動画を撮るために思わず立ち止まる人が増え、この場所に人々がとどまりやすい環境を実現しました。

▼参考:クロス新宿ビジョンの活用事例はこちらの記事でも紹介しています。
【インタビュー記事】HIBINOによるオーバル型LEDディスプレイ「クロス新宿ビジョン」

2.パナソニックスタジアム吹田様


パナソニックスタジアム吹田様

北側と南側が対になるようにLEDディスプレイを設置しています。

南側ビジョンは面積を約2倍に拡大したため、視認性が向上しより多くの情報を届けられるようになりました。大きく高精細な画面で、スポーツ観戦を楽しんでいただけます。

▼参考:スタジアムでの活用事例はこちらの記事でも紹介しています。
パナソニックスタジアム吹田の大型ビジョンを刷新!高精細・大型化で視認性アップ

3.パナソニックエナジー様


パナソニックエナジー様

こちらは屋内での活用事例です。壁面三面と床面の四方をLEDビジョンに囲まれたスタジオは、リアルな没入感を演出します。

動画配信や対面イベントなどでご活用いただけば、最大限の効果が発揮できます。こちらの事例では、コロナ禍における社内、社外に向けた新しいコミュニケーションツールとしていち早くご活用いただきました。

▼参考:屋内での活用事例はこちらの記事でも紹介しています。
LEDディスプレイ 導入事例 パナソニックエナジー株式会社 Vision Studio LEDスタジオ様 (大阪守口本社)

大型LEDディスプレイの相談はHIBINOへ

HIBINOはLEDディスプレイの設置から運用メンテナンスまでを一貫して手掛けるワンストップサービスを提供しています。

大型LEDディスプレイは、設置するだけでは終わりません。長期間使うためには、運用方法や定期的なメンテナンスが必要となります。
HIBINOでは、設置から運用・メンテナンスまでワンストップでのサービス提供が可能です。長期的に大型LEDディスプレイの運用をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

大型LEDディスプレイの導入について相談してみる

まとめ

ここまでの内容をまとめます。

まとめ


大型LEDディスプレイは、一般的なディスプレイでは実現できない臨場感や迫力を作り出します。視覚的なインパクトで効率的に情報を伝えることが可能です。

大型LEDディスプレイを活用するには、最適な設置場所と運用方法を考える必要があります。大型ディスプレイの導入を検討されている場合には、設置から運用メンテナンスまでを一貫して手掛けるHIBINOにご相談ください。

大型LEDディスプレイの導入について相談してみる

また、LEDディスプレイの最適な活用・選定方法をまとめた資料も配布しております。

選定方法にお悩みの方は、ぜひお気軽にダウンロードください。
LEDディスプレイの選び方を知りたい方は、こちらの資料がおすすめです!
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LEDディスプレイの最適な活用・選定方法
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最適なLEDディスプレイ選定方法を知りたい方へ

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