大型LEDディスプレイは、発光ダイオードを使用した表示装置です。電気を通すと発光する半導体素子で、家庭でも電球の代わりに使われています。
LEDディスプレイでは、素子一つひとつが自発光するため画面を明るくできるため、大画面でも明るく鮮明な画像を実現することが可能です。そのため、大画面での映像表示に向いています。
液晶マルチディスプレイのように複数の小型ディスプレイを組み合わせて大きなディスプレイを作ると、各ディスプレイのベゼル(枠)が縦横に網目のような線として見えてしまい、大画面感が失われてしまいます。ベゼルが邪魔にならないLEDディスプレイは、大きな画面で没入感のある映像表現が可能です。
LEDディスプレイは「屋内型」と「屋外型」の大きく分けて種類は2つです。それぞれの特徴を紹介します。
1.屋内型
屋内型の大型LEDディスプレイは、解像度が高く細かな表示が可能です。会議室や店舗内など、詳細な情報を伝えたい場所で利用できます。高輝度なので、外光が入る屋内の明るい場所でも綺麗に見えます。
また、会議室でも、プロジェクターのように部屋を暗くする必要がないのはメリットです。
たとえば、午後1時に会議室でおこなわれるプレゼンテーションを想像してください。オーディエンスは昼食を食べてお腹がいっぱいになったあとです。淡々と進むプレゼンテーションを暗転した会議室で1時間聞かされるとどうなるでしょう?
10分後には半数の方が夢の世界に旅立ってしまうかもしれません。しかし、高輝度の大型LEDディスプレイでは、室内を暗転させる必要がありません。訴求力の高い大型LEDディスプレイであれば、大画面による迫力でプレゼンテーションの内容にも興味を持ってもらえる可能性が高まります。
オフィス内で導入をご検討の際には、移動しやすい大型LEDディスプレイもあります。イベントに応じて移動可能なので、設置場所ごとに複数台購入する必要がありません。
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オフィスの空間づくりを手掛けるプラス株式会社様の新しいオフィスにも、ALL IN ONE LEDディスプレイをご導入いただきました。プラス株式会社様の導入事例は下記よりご確認いただけます。
プラス株式会社様 導入事例|これからのオフィスづくりにも最適なALL IN ONE LEDディスプレイの特徴とは?
2.屋外型
屋外型の大型LEDディスプレイは、高輝度で耐久性が高く明るい太陽光下でも見やすいのが特徴です。耐候性が高く、雨や雪、温度変化など屋外の条件に耐えられる仕様となっています。
広範囲な視野角を持ち、さまざまな角度からの視認性を保つことが可能です。建物の外壁や大型看板など、広範囲に情報を伝えたい場所で利用できます。
たとえば、夏の暑い日に行われる野外イベントを想像してください。強い太陽光の下では、高輝度に耐えられるディスプレイでないと視認性が失われます。野外イベントで場所によっては、ステージが見えない観客はどうなるでしょう?
おそらくパフォーマンスを見られなければ盛り上がることができません。しかし、高輝度な大型LEDディスプレイでは、強い日差しのなかでも映像をはっきりと映し出します。観客はどの位置からでも、見やすい映像を確認できるため野外イベントを楽しむことが可能です。
屋外用LEDディスプレイのメリットデメリットや選び方のポイントについては、下記の記事でも詳しく解説しています。
屋外用LEDディスプレイのメリットデメリットを解説!選び方のポイントから注意点も紹介