LEDディスプレイには様々な 用語があるため、事前にそれぞれの内容をしっかりと理解しておくことが重要です。
提案をするためには、用語を理解しニーズ課題にあったLEDディスプレイを提案することも必要です。
本記事では、LEDディスプレイを提案する前に覚えておきたい用語を解説します。
CONTENTS
解像度 | ・画像や映像を表現する際に使用されるピクセルの密度を表す。 ・解像度が高いと、より高精度な動画や画像の表示が可能になる。 |
16K | ・「K」とは千(キロ)を表す言葉。 ・16Kは横の解像度が、15,360ピクセルなので、約16,000=16Kと表します。 ・なお4Kには、DCI 4K(4,096×2,160)と4K UHD(3,840×2,160)が存在します。 ・4K UHDはFHD(1,920×1,080)の4倍。 ・DCI 4Kはシネマ4Kなどと呼ばれることもあり、横の解像度が高い。 ・LEDディスプレイなら横16K縦4Kなど変則的な構成が可能。 |
モジュール | ・一般的には出力機能を担う回路やその基板を表す言葉だが、LEDディスプレイの場合、LEDディスプレイを構成する最小単位を意味する場合が多い。 |
ピッチ | ・LED素子とLED素子の間隔を表したもの。 |
視野角 | ・画面表示が正しく見える角度の広さのこと ・LEDディスプレイは視野角が広いとされている。 |
リフレッシュレート | ・ディスプレイが1秒間で何回画面を書き換えるかを表す回数のこと。 |
DIP | ・LED素子のカプセル化方式の種類の1つ ・赤(R)、緑(G)、青(B)で1つの素子を構成する |
SMD | ・"Surface Mount Device"の頭文字を表す。 基板表面にLED素子を実装する方式。 ・実装密度を高めることにより、狭ピッチ化が可能で、高精細LEDディスプレイに適している。 |
GOB | ・"Glue On Board" の頭文字を表す。SMD方式でLED素子を実装した基板表面を樹脂でコーティングする技術。 ・耐衝撃性、表面の防滴性などに優れており、特に高精細LEDディスプレイに最適な技術。 |
RGB | ・光の三原色のこと ・具体的には、赤(R)緑(G)、青(B)を表す。 |
輝度 | ・光源から出てくる光の強さを表す。 ・輝度が高ければ高いほど明るいということになる |
輝度半減期 | ・LEDディスプレイの輝度が半減になった時点を表す。 ・LEDディスプレイは、寿命というより、輝度半減期で実使用の年数を計ることが多い |
LEDディスプレイのコントローラー | ・LEDディスプレイに映像を表示させる際に必要となる描写装置のこと。 ・LEDコントローラーの良し悪しが、描写力につながるため、LEDディスプレイだけでなく、LEDコントローラーの選定も重要。 |