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東証のLEDディスプレイが約20年ぶりに刷新!フルカラーで動画も対応

東証アローズのLEDディスプレイが刷新された、というニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。LEDディスプレイはさまざまな演出や訴求に効果的です。この記事では、東証に導入されたLEDディスプレイを参考に、ディスプレイの特徴について解説します。LEDディスプレイの導入を検討している企業の担当者はぜひ参考にしてください。

単純なスペックだけでなく、どのような演出や訴求が可能なのかLEDディスプレイの特徴を知っておくと、導入を検討する際の判断材料になります。

また、HIBINOではLEDディスプレイ導入を検討中の方に役立つ、さまざまな資料を用意しております。導入を検討中の方は、下記よりお気軽にダウンロードしてください。

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東証アローズのチッカーが刷新

東証アローズ(Arrows)は、投資家に対してリアルタイムの市場情報を提供する場、また上場企業に対しては的確な情報開示をサポートする場として活用されています。

東証アローズマーケットセンター内には、リング状の大型電光掲示板の「チッカー」が設置されています。チッカーは、 1周が約50mの電光掲示板で、画面上には売買が成立した銘柄の名称や現在の株価、さらには前日終値との比較が流れながら表示されます。

この電光掲示板は、 2000年5月に設置され長年使用されていましたが、2021年7月にLEDディスプレイ・システム「ChromaLED 6」に変更されました。

従来はオレンジと赤、緑の3色表示の文字を表示する電光掲示板システムでしたが、今回の導入によって、下記のような変化がありました。

ChromaLED 6導入後の変化

ちなみに、東証はテレビでよく見かけるイメージがありますが、実は、東京証券取引所のマーケット部門が売買監理業務を実際に行っているマーケットセンターは見学することができます。そのため、LEDディスプレイの導入を検討している企業の担当者は、どういったイメージなのか実際にチェックすることも可能です。

フルカラーで高品質なリング状大型LED表示「チッカー」の導入

ここでは、東証アローズに導入されたLEDディスプレイの特徴について解説します。

東証アローズに導入されたLEDディスプレイの特徴

LEDディスプレイの導入を検討している方は参考にしてください。

日本初!内外周両面の完全リング状フルカラー大型LEDディスプレイ


東証アローズのチッカーは、マーケットセンターのガラスシリンダー上部に設置されている、全周約50 mの内外周両面の円形大型LED表示システムです。先述の通り従来は、3色文字表示の電光掲示板でしたが、豊かな色彩表現を可能とするフルカラーLEDチッカーへと生まれ変わった立体的な巨大サイネージは、鮮やかで視認性の高い映像表現へと、新たな空間演出を実現しました。

また独自のソフトウェアが導入されたことで、メインコンテンツである常時スクロールする株価情報の滑らかで美しい表示が実現しています。チッカーはリングの形状が特徴的ですが、設置にあたっては環境に合わせた精密な設計と施工技術を駆使することで、精度の高い滑らかな完全リング状を実現している点も特徴です。内外周両面の完全リング状フルカラー大型LEDディスプレイ・システムの施設への導入は日本初でした。
なお、コンテンツの企画・制作および独自ソフトウェアの開発では、東急グループのイッツ・コミュニケーションズ株式会社と協働いたしました。

今回導入された「ChromaLED 6」について


今回、東証アローズに採用された高品質・高精彩LEDディスプレイ・システムの「ChromaLED 6」は、リング状での設置ができ、この形状でフルカラー表現も行えます。

また、「ChromaLED」シリーズは、 LED 素子から制御インターフェース、 LED プロセッサーまですべてが国産という特徴を持ったハイエンドモデルです。世界最高水準の映像品質を備えているだけでなく、高い信頼を得ていることもあり、東証アローズ以外にも著名ブランドショップや自動車メーカーのショールーム、放送局などでも採用され、国内外で高い評価を得ています。入口(プロセッサー)から出口(ディスプレイ)まで、ヒビノ製の国産であることが「ChromaLED 6」最大の特長です。

ChromaLED 6 のスペックは以下のようになっています。

【お客様】
株式会社日立国際電気
【設置場所】
東京都中央区日本橋兜町2-1 東証アローズ(東京証券取引所内施設)
【SPEC】
・リング状 大型LEDチッカー
・LEDディスプレイ:6mmピッチ「ChromaLED 6」(ヒビノ製)
・使用プロセッサー:「HLC-2K」(ヒビノ製)
・画面サイズ及び面積
―外周→全幅 53,376 mm×高さ 384 mm( 20.5 ㎡)
―内周→全幅 46,848 mm×高さ 384 mm( 17.99 ㎡)
・最大輝度:2,000 cd/㎡

刷新により視認性や演出性が向上

チッカーをChromaLED 6に刷新したことで、ただ単にディスプレイが新しくなっただけでなく、視認性や演出性も向上しています。これによってどのような効果が期待できるのでしょうか。引き続き解説します。

期待できる効果


視認性の向上


色の表現が従来の3色からフルカラーへと変わったことにより、視認性に優れた豊かな映像表現が実現できるようになりました。こちらは、実際にチッカーで銘柄や現在の株価を確認する人にとっては大きな変化だといえます。

視認性が高いLEDディスプレイを使用すると、遠くからでも内容をしっかり見ることができるうえに、立体的な画面構成とすることにより、奥行きが出ることによる視線誘導効果などにより、見た人に広告内容をしっかりと伝えられるようになります。このように、広告に使用しているLEDディスプレイの視認性にこだわるだけで、訴求力を向上する効果が期待できます。

演出性の向上


フルカラー化されたことで、東証アローズのマーケットの雰囲気も明るくなり、働く人にとってもプラスの効果を与えられています。今回ご紹介した事例のようにChromaLED 6を始めとするLEDディスプレイは、平面だけでなく曲面に配置したりすることも可能であり、動画や画像も高品質に映せるため、ブランディング効果なども期待できます。

なお、 LEDディスプレイを活用したその他の演出事例に関しては、以下の記事をご覧ください。
【関連コラム】「音」とセットで実現する。LEDディスプレイの空間演出事例

多彩な映像空間創出を支援するHIBINO

LED ディスプレイを刷新したことで、東証アローズのチッカーは視認性・演出性ともに向上し、さまざまな場面での活用が期待されます。このように、LEDディスプレイを活用することにより、企業は多彩な演出を行えるようになります。

HIBINO は、LEDディスプレイを活用した多彩な空間演出の実現を支援する会社です。演出の企画立案からLEDディスプレイの販売・提案、演出をより高品質にしてくれる業務用音響機器の販売やシステム提案まで行っているため、初めてLEDディスプレイを利用する企業を一貫してサポートします。

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