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提案準備に欠かせない!LEDディスプレイの提案前に抑えておきたい用語集

LEDディスプレイには様々な 用語があるため、事前にそれぞれの内容をしっかりと理解しておくことが重要です。
提案をするためには、用語を理解しニーズ課題にあったLEDディスプレイを提案することも必要です。
本記事では、LEDディスプレイを提案する前に覚えておきたい用語を解説します。

ディスプレイの提案時に液晶とLEDの違いをしっかり伝える用語3選

ディスプレイには大きく分けて液晶とLEDがあります。提案を行う場合は、それらの違いを正しく伝えられなければ、顧客が満足するような提案や適したハードを納入できません。ここでは、液晶とLEDの違いについて解説します。

明るさ


明るさに関しては、一般的な液晶モニターは500カンデラ程度が多くなっています。一方のLEDは、屋内用では1,500㏅、屋外用では3,000㏅以上と明るく、はっきりとした映像を届けられる点が特徴です。このような違いの背景としてあげられるのが、自発光です。自発光は、視認性が高く、没入感も得られます。

以下の記事では明るさと密接な関係にあるLEDディスプレイのデザインについて解説しています。こちらもぜひご覧ください。
【関連コラム】レイアウトフリー、透過型、キューブが実現するLEDディスプレイのデザイン3選


レイアウト


液晶パネルは規格外の製品を製造するためには多くのコストがかかることから、決められた規格での運用が一般的です。
一方のLEDは、モジュール単位で構成できるため、自由なアスペクト比やテトリスのような異形のレイアウトも実現可能です。
なお、以下の記事では、レイアウトが自由に変えられる利点を活かした事例について紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
【関連コラム】レイアウトフリー、透過型、キューブが実現するLEDディスプレイのデザイン3選


メンテナンス性


ディスプレイ導入後はメンテナンスも欠かせません。例えば、ディスプレイが故障した場合、液晶ディスプレイだと本体の中を開けないと修理ができませんが、LEDディスプレイは壊れている一部のモジュールを交換するだけで修理が完了します。そのため、メンテナンス性に関してはLEDディスプレイの方が優れていると言えます。

なお、以下の記事では、LEDディスプレイの導入提案前に何をするべきなのか、事前準備について詳しく解説しているため、ぜひこちらもご覧ください。
【関連コラム】快適空間を演出するLEDディスプレイ導入の提案前にすべき事前準備とは

LEDディスプレイ提案時に役立つ活用例を抑える用語3選

LEDディスプレイを提案する際には、顧客側がLEDディスプレイに対して抱くイメージが固まっていることも少なくありません。一方でそうでない場合は、事例を通じて、顧客が実現してみたいことを引き出すことが重要です。ここでは、LEDディスプレイの代表的な活用事例を紹介します。

LEDディスプレイによる空間演出


LEDディスプレイは、高精細かつ高輝度であり、自発光しているため高いコントラストを表現でき、それらが高い訴求力を作り出すことにつながります。そのため、独自の世界観などを訴求する際の空間演出装置としても活用可能です。空間演出に興味を持っている顧客がいる場合、LEDディスプレイの強みを押し出すことで興味を持ってくれる可能性があります。
以下の記事では、空間演出にLEDディスプレイを活用する場合の事前準備について詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。
【関連コラム】快適空間を演出するLEDディスプレイ導入の提案前にすべき事前準備とは


LEDディスプレイによるデジタルサイネージへの活用


LEDディスプレイを用いた大型デジタルサイネージ、高精細デジタルサイネージを展開する企業も増えています。
大型デジタルサイネージや高精細デジタルサイネージを設置することで、屋内外を問わず顧客の目に止まるようなインパクトを与え、強い訴求を実現することができます。
以下の記事では、アフターコロナの時代においてLEDディスプレイをどう提案するのか詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。
【関連コラム】アフターコロナのデジタルサイネージ市場で勝ち抜くLEDディスプレイの提案とは

LEDディスプレイを活用した広告配信


LEDディスプレイを使えば、広告配信も行えます。LEDディスプレイは、レイアウトフリーでほとんどの場所に設置できるため、デッドスペースに配置し、広告配信の場として活用することも可能です。スペースの問題で配信を諦めているような場合にLEDディスプレイを提案すれば効果的だと考えられます。

以下の記事では、LEDディスプレイを屋外広告として活用した事例を詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。
【関連コラム】世界的に広まる屋外広告としてのLEDディスプレイの活用の波

LEDディスプレイの主な種類を抑える用語3選

LEDディスプレイを提案するにあたっては、LEDディスプレイにどのような種類があるのか押さえておかなければなりません。ここでは、LEDディスプレイの主な種類とその概要について解説します。

大型屋外LEDディスプレイ


LEDディスプレイは耐久性が高く、屋外用を問わず活用が進んでいます。防水性が高かったり耐防塵性が高かったりする製品も登場しています。屋外での広告配信や空間演出を行いたい顧客に対しては、屋外LEDディスプレイの提案が効果的だと考えられます。
以下の記事では、LEDディスプレイを屋外広告として活用した事例を詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください
【関連コラム】屋外 LED ディスプレイ提案前に知っておきたいメリット・デメリット

非接触LEDディスプレイ


LEDディスプレイの中には、非接触でインタラクティブな操作のできるものも登場しています。新型コロナウィルスの影響により、直接的な接触に抵抗を覚える人も少なくありません。そのような中で、これまでタッチパネルに触りながら行っていた操作を非接触でできるようになる非接触型のLEDディスプレイはニーズが高いと言えます。
以下の記事では、非接触型のLEDディスプレイの活用方法について詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。
【関連コラム】タッチパネルの敬遠・・・考えておきたい「非接触型LEDディスプレイ」活用

透過型LEDディスプレイ


LEDディスプレイの中には、透過型と呼ばれる奥側の風景を写し出すシースルータイプのディスプレイも登場しています。このようなタイプは駅のように広々とした空間演出が必要となるような場所での使用にも適しています。
以下の記事では、透過型LEDディスプレイを活用する事例について詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。
【関連コラム】レイアウトフリー、透過型、キューブが実現するLEDディスプレイのデザイン3選

LEDディスプレイ提案時に抑えておきたい基本用語

よりテクニカルな内容を把握するためには、LEDディスプレイの基本的な用語を理解することが重要です。ここでは、主な用語について説明します。各用語の概要は以下の表の通りです。
用語
概要
解像度・画像や映像を表現する際に使用されるピクセルの密度を表す。
・解像度が高いと、より高精度な動画や画像の表示が可能になる。
16K・「K」とは千(キロ)を表す言葉。
・16Kは横の解像度が、15,360ピクセルなので、約16,000=16Kと表します。
・なお4Kには、DCI 4K(4,096×2,160)と4K UHD(3,840×2,160)が存在します。
・4K UHDはFHD(1,920×1,080)の4倍。
・DCI 4Kはシネマ4Kなどと呼ばれることもあり、横の解像度が高い。
・LEDディスプレイなら横16K縦4Kなど変則的な構成が可能。
モジュール・一般的には出力機能を担う回路やその基板を表す言葉だが、LEDディスプレイの場合、LEDディスプレイを構成する最小単位を意味する場合が多い。
ピッチ・LED素子とLED素子の間隔を表したもの。
視野角・画面表示が正しく見える角度の広さのこと
・LEDディスプレイは視野角が広いとされている。
リフレッシュレート・ディスプレイが1秒間で何回画面を書き換えるかを表す回数のこと。
DIP・LED素子のカプセル化方式の種類の1つ
・赤(R)、緑(G)、青(B)で1つの素子を構成する
SMD・"Surface Mount Device"の頭文字を表す。 基板表面にLED素子を実装する方式。
・実装密度を高めることにより、狭ピッチ化が可能で、高精細LEDディスプレイに適している。
GOB・"Glue On Board" の頭文字を表す。SMD方式でLED素子を実装した基板表面を樹脂でコーティングする技術。
・耐衝撃性、表面の防滴性などに優れており、特に高精細LEDディスプレイに最適な技術。
RGB・光の三原色のこと
・具体的には、赤(R)緑(G)、青(B)を表す。
輝度・光源から出てくる光の強さを表す。
・輝度が高ければ高いほど明るいということになる
輝度半減期・LEDディスプレイの輝度が半減になった時点を表す。
・LEDディスプレイは、寿命というより、輝度半減期で実使用の年数を計ることが多い
LEDディスプレイのコントローラー・LEDディスプレイに映像を表示させる際に必要となる描写装置のこと。
・LEDコントローラーの良し悪しが、描写力につながるため、LEDディスプレイだけでなく、LEDコントローラーの選定も重要。

LEDディスプレイの基本用語・知識を身に付け提案に活かす

今回は、LEDディスプレイを提案する前に覚えておきたい用語について解説しました。顧客への提案に不安がある場合は実績豊富なヒビノが提案時からサポートすることで、導入に向けて万全の体制を構築することができます。

以下資料ではLEDの納入前に確認しておきたいポイントなどを解説していますので、こちらも是非ご覧ください。
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