アフターコロナにおいてデジタルサイネージの活用方法は多岐にわたります。例えばオフィスでの社内イベントや従業員への情報発信をディスプレイで映し出す等、社内のコミュニケーションツールとして活用する方法があります。
他にも会議室にLEDディスプレイをはじめとしたサイネージを設置すれば、会議やプレゼンの際に活用することが出来るため資料にいちいち目を移す必要がなく、発言者に集中することができるようになります。
また遠方や在宅勤務などオフィスで顔を合わせることができない社員とのコミュニケーションも、臨場感を持って会議を進めることができます。
デジタルサイネージを表示する装置としては、「液晶ディスプレイ」や「プロジェクタ」、「LEDディスプレイ」などいくつかの種類がありますが、本記事ではLEDディスプレイを活用することで期待できる効果を中心に説明します。
・液晶ディスプレイやプロジェクタと比較しランニングコストが低い
LEDディスプレイは会議やプレゼンなどで使われる液晶ディスプレイやプロジェクタに比べ、輝度に対しての消費電力が低いためランニングコストを抑えることができます。同じ輝度の白熱電球の10分の1ほどのコストになり長期的な運用をするのに向いています。
また、液晶ディスプレイの寿命が3万時間程度なのに対して、LEDディスプレイは輝度半減値5万時間以上と言われており、耐久性にも優れているうえに、LEDディスプレイはモジュール・パネルを組み合わせてディスプレイを構築しているため、万が一故障した際も該当箇所のみを修繕するだけで対応でき、1回あたりのメンテナンスコストを抑えることが可能です。
・新常識の「非接触」に対応
今までは当たり前に接触型のタッチパネルが使われていましたが、新型コロナウイルスによる感染リスクを避けるといった背景から、モノと接触することに対して抵抗を感じるユーザーも増えることが予想できます。
遠隔操作を利用した非接触での映像表現にも対応したLEDディスプレイもあるため、新しい生活様式に対応したデジタルサイネージの活用方法を考えるうえで非常にマッチしています。
コラム「タッチパネルの敬遠・・・考えておきたい「非接触型LEDディスプレイ」活用」はコチラ