LEDディスプレイで実現する没入感を感じる空間演出の事例

訴求力のある空間演出をおこなう上ではLEDディスプレイの利用がおすすめです。これは、 LEDディスプレイがレイアウトフリーであることに加え、配置を自由におこなうことで幅広い空間にマッチさせられるためです。必要に応じて大きな画面を作ることもできます。さらに、大型ディスプレイであっても、ゼロベゼル（ベゼルがない状態）で大きな一枚画の画面表示が可能で、映像の世界観を崩すことなく表現できます。

細かい画素ピッチのLEDディスプレイも登場しており、 8K 、 16K といった高精細な映像によりリアリティが増し、より没入感を与えられるようにもなっています。

LEDディスプレイは、黒の表現による上質な空間演出にも対応が可能です。これまで使用されてきた液晶モニターやプロジェクターはその仕組みから、正確な意味で「黒」が表現できませんでした。没入感を与える、つまり見ている人に集中してもらうためには、黒の表現が欠かせません。上質な空間演出に必須となる「黒」を高いレベルで表現できる点も他社にないヒビノがご提供するLEDディスプレイ の魅力の１つです。

LEDディスプレイを活用することでさまざまな空間演出が可能となります。ここでは、具体的にどのような演出ができるのか詳しく解説します。

メディアミックスによる華やかな空間演出

LEDディスプレイ単体ではなく、音響など他の装置との組み合わせによる演出も可能です。 LEDディスプレイ単体でも強い訴求や没入感を与えられますが、音響やプロジェクション映像を融合させることで、よりユニークな表現が可能となります。

また、映像や音響だけが LEDディスプレイによる表現手法とは限りません。たとえばショーや、噴水、人の動きなどに反応して映像を変えるなどの工夫をすることで、表現豊かで、より訴求力のある体験を、見ている人に与えられます。

超大型 LEDディスプレイによる別世界の景色

大型の LEDディスプレイを導入すれば、実物大の別空間を出現させることも可能です。 LEDディスプレイは高精細かつ一枚画での映像表示ができるため、等身大の別空間を映像により表現しつつ、高品質の映像を見せることもできるでしょう。たとえば、ディスプレイを活用すれば、別の街や海の中など様々な空間を、没入感ある演出をすることも可能です。

ティッカータイプの LEDディスプレイによる飽きのこない室内空間

ティッカータイプの LED を利用すれば、レイアウトフリー・サイズフリーという特徴を生かした空間づくりも行えます。 LEDディスプレイは既定のサイズ外であってもレイアウトすることが可能です。映像だけでなく、文字情報などを流すようにすることで、見ている人を飽きさせずに情報を伝えることもできるでしょう。

たとえば、階段の蹴上部などにブランド名を記載することで、ブランドの接触頻度を高められます。また、最近のスーパーマーケットチェーンの天井部は、天高が高く設定されているため、「文字ティッカー」を天井からの空きスペースに有効活用できる可能性があります。

なお、 LEDディスプレイを活用したその他の演出事例に関しては、以下の記事をご覧ください。

【関連コラム】「音」とセットで実現する。LEDディスプレイの空間演出事例

LEDディスプレイによる演出事例を知りたい、スペック周りが気になるという方も多いでしょう。ここでは見ている人が没入感を感じられるような空間演出の例を紹介します。どのようにして空間を演出すればよいのか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

横浜・八景島シーパラダイス 様

八景島シーパラダイスでは、イルカショーで大型 LEDディスプレイを活用した演出を行っています。具体的には、 LEDディスプレイとプロジェクション映像を組み合わせることによって、従来とは異なった趣向のショーの演出を実現しました。高い視認性と耐候性を持つ大型 LEDディスプレイを導入することで、新しい空間創出が可能となりました。ピッチ幅は 10mm 、最大輝度は 5,500cd の LEDディスプレイを納入しました。

施設リノベーションEXPO2019

LEDディスプレイは、施設リノベーションを目的とした場合にも活用できます。たとえば、放送局や監視ルーム、ショールームなどをリノベーションする際に活用できます。さらに、屋内だけでなく外壁リノベーションおいて、屋外サイネージとしての活用もされています。
また HIBINO では、超高精細 4K LEDディスプレイ・システムと全周映像コンテンツを平面に補正し、 5 面の LEDディスプレイに映し、 VR ゴーグル無しにバーチャルな空間が体験できる LEDディスプレイ・システムを「施設リノベーションEXPO2019 東京展」で実際に展示しました。

近距離で映像を見られる環境のため、 1.2mm ピッチの高精細ディスプレイを採用しました。輝度は最大 600cd のものでしたが、屋内での利用を想定しており、十分に没入感のある映像表現を実現しました。

今回のような人が実際に入れる大きさの空間を全面ディスプレイで作り、高精細な映像を表現することは、他のデバイスでは困難であり、 LEDディスプレイの特徴を十分に活かした表現のひとつとなっています。

LEDディスプレイの導入を成功させるためには、パートナー選びが非常に重要となってきます。ここでは、おすすめのパートナー企業としてHIBINO を紹介します。参考にしてみてください。

提案～アフターサポートまで、網羅的した充実の対応

HIBINO では、LEDディスプレイの活用方法の提案はもちろん、導入後のアフターフォローまで一貫したサポートをおこなっています。LEDディスプレイを導入したものの、導入後の活用方法に困っている、トラブルが起こった時に自分たちで対応しなければならない、といった心配がないため安心して利用できます。特にLEDディスプレイの導入が初めてとなる企業であれば、サポート体制の有無は非常に重要なポイントです。

LEDディスプレイ歴約 20 年の経験を元にした綿密な打合せ

HIBINO の特徴の1つが、約 20 年にわたって LEDディスプレイをご提供している点です。豊富な納入実績があることに加え、これまでの経験やノウハウを踏まえ緻密な打ち合わせによる提案をおこないます。各企業のニーズや目的に応じた利用方法を提案するため、初めて導入する企業でも安心です。

LEDディスプレイの導入を検討している企業の担当者は、納入前にチェックしておきたいポイントを解説した以下の記事も参考にしてみてください。