本章では、LEDディスプレイを選定する上で重要な3つの選定ポイントについて紹介します。
コラム「高まるニーズ、超高精細LEDディスプレイ」はコチラ
・視認性
選定の際に重要視すべき点として、視認性が挙げられます。
会議での利用を想定している場合であれば、一番後ろの席の人からも見やすい必要がありますし、フリーアドレスのオフィス内に映像を流す場合は、オフィスのどこにいてもある程度の視認性が必要となります。必要な視認距離を把握した上でLEDディスプレイを選定することが重要です。
・精細度
会議室で使用する場合やエントランスで使用する場合でも、鮮明な映像を映し出せるLEDディスプレイが重要です。
LEDディスプレイは液晶ディスプレイとは異なり、任意のサイズや、解像度を作る事ができる自由度と引き換えにディスプレイ以外に画像を送出するための周辺機器が必要となります。しかし、会議室にこのような周辺機器を設置するためにはスペースの確保や美観の面で懸念があります。
これらの懸念を解消できるLEDディスプレイとしてアメリカなどで流行しているAll in Oneタイプは、LEDディスプレイと周辺機器が一体になっており、とてもスマートに設置できるばかりでなく、リモコン操作も可能という特徴があります。
液晶ディスプレイの利便さとLEDディスプレイの持つ高輝度・自発光による美しい映像送出はもちろん、ベゼルレスによるオフィスとの一体感が得られる製品で、日本でも活用は広まっていっています。
・レイアウトフリー
LEDパネルを組み合わせて大きな画面を構成するLEDディスプレイはレイアウトフリーという特徴があります。
エントランスや会議室などで使える大画面のタイプから、ティッカーなどが流しやすい細長いタイプ、リングタイプなど、レイアウトの自由度が高いものを選定する必要があります。