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伊野部博士のイノベーション日記
第三話「LEDディスプレイの事例紹介ー空間演出ー」

設置場所に合わせたデザイン性、視認性の高い専用の設計で、LEDディスプレイを活用した空間演出事例をご紹介。
ヒビノ株式会社の新製品開発部門責任者 伊野部博士が、少し頼りないAIと共に新製品開発に奔走する物語形式で、ためになるLEDディスプレイの情報をお届け致します。
*もちろんフィクションです。

キャラクター紹介

伊野部博士【伊野部博士】
誰も見たことのないLEDディスプレイを見せてやろう!

先祖は2世紀ごろに日本に渡来した秦氏の分家である伊野部家。技術者を多く輩出してきた家系に誇りを持っており、自分も技術を持ってよりよい世へと革新したいと考えている。基本的には常識人だが、イノベーションを生み出すために、変わった事物やエピソードを収集している。
■主な著作
「伊野部一族のイノベーション興亡史」1984年 自費出版
「100円ショップの材料で作る友人」2001年 自費出版
■モットー
「為せば成る」


AI【AI(名前はまだない)】
博士、普通は映像を見に来ると思うんですが。


完全自律型次世代LEDディスプレイの中核技術となるべく伊野部博士によって生み出された。何でもできる「強いAI」を目指して修行を開始。スタンドアロンのコンピュータで実行中。インターネットに接続してもらうことが夢。
■尊敬するAI
「●ort●na」
「HAL9000」
■すきなもの
「完全情報ゲーム」

*もちろんフィクションです。

プロローグ

AI:博士ー!凄いひとだかりですね。

伊野部博士:久しぶりに出てきたら活気があっていいじゃないか。
店も開いていて、日常が戻ってきたようだな。

AI:本当ですね!それにしても、色んなモノが売っていますね~。

伊野部博士:あ、コラ。「あれ買ってくれ、これ買ってくれ」と言わない約束で連れてきているのだからな。

AI:分かってますよ。ここに入れって博士のスマホに入れられたんですから。
あー狭い狭い。 肩が凝りますよ。

伊野部博士:君、肩なんてあったのかね。

AI:物はたとえで~…でも博士?
今日は家から出て、一度も「これ買ってくれ」と言っていないと思うんですが、どうでしょうね。

伊野部博士:あぁそうだな。一言も言っていないな。今日は偉いかもしれないな。

AI:偉い?そうでしょう? 
それじゃあ、その「偉いなという気持ち」を、形で示してくれるなんてどうです?

伊野部博士:まったく、ちゃっかりしおって。親の顔が見てみたい。…って私か。
せっかく街中に出てきたんだ、LEDディスプレイの活用を実際に見て回ってから考えようじゃないか。

AI:それでこそ博士です!大好きですよ!

伊野部博士:私はそうでもないよ。

第三話 「伊野部博士のLEDディスプレイ講座 事例紹介① 」

AI:人通りが戻ってきたとはいえ、コロナ以前よりは出歩かなくなっていますよね。
LEDディスプレイのニーズは減ったんじゃないですか?

伊野部博士:確かにコロナ禍の影響で、OOH(Out Of Home)などの広告市場は一時的に縮小したのは事実だ。
でもあれをご覧、人の集まる交差点のビルの屋上には、まだまだLEDディスプレイが沢山使われているだろう?

AI:はい、目に留まる広告が多いですね。

伊野部博士:そう、このデジタルサイネージ広告は減少するよりも、実は市場規模がどんどん拡大してきていているんだ。
2025年には、2021年比約2倍の1,083億円と予測されているほどだぞ。

外部リンク:出典:株式会社CARTA HOLDINGS『デジタルサイネージ広告市場に関する調査

AI:ひえーこんなに急拡大するんですか!市場が拡大する理由はなんですか?

伊野部博士:一つは、情報提供の新しい形としてだよ。
形状や形が自由だから、壁や柱に施設案内として設置するのが増えたんだ。
緊急時には、これらに災害情報を表示することが出来るから便利だぞ。

AI:へぇ~それは便利ですね。

伊野部博士:二つ目は、人の密集がない場所でデジタルサイネージとしての活用だ。
LEDディスプレイを付けた車両を展開することで、こちらから情報を「見せに行く」ことができるようになったんだ。

AI:なるほど、災害時を見越した需要で伸びてきているんですね。

伊野部博士:このように屋内外で使用できるLEDディスプレイだが、その特徴は覚えているかね?

AI:もちろんです!LEDディスプレイは明るさがあるから、屋内外で使用できます!

①自発光するから明るくて



②綺麗な表示で表現の幅が広がった



③小さいタイルを組み合わせるようにして、縦長横長と大きさを任意で変えられる



という特徴がありました!

伊野部博士:その通りだAI君。よく覚えていてうれしいぞ。
実際、放送局や警察、消防などの監視ルーム、車のショールームなど、多様な場所に導入されて活用されているぞ。

AI:確かにそれを聞くと、これから大きく市場が拡大していくのが理解できますね!
博士、LEDディスプレイをタイルのように組み合わせることが出来るということは、LEDディスプレイで囲ってその中に入ることもできるんですか?

伊野部博士:できるぞ!360度に設置して中に入ることで、映像の中に居るかのようなリアルな体験ができるんだ!
それもVRゴーグルなしにな!VRゴーグルをして楽しんでいる人は良いのだが、ゴーグルをしていない人は退屈だったりVRゴーグルをつけて楽しんでいる人を冷静に見るとなかなかシュールな光景だったりするが、このシステムなら複数人で同じ体験ができるんだ。
VR360度のコンテンツを平面に補正してLEDディスプレイに映しているんだが、映像も超高精細4K LEDディスプレイ・システムによって、臨場感や没入感を感じることが可能になった。
他にも、非接触で操作できるLEDディスプレイも登場して、アフターコロナにも安心してその空間に没入できると期待されているぞ!

AI:屋外でのイベント需要が高まりそうですね! 体験をメインとした空間演出も時代にもあっていると思います!


LEDディスプレイの特徴

伊野部博士:LEDディスプレイを活用して様々な空間演出が可能になっているが、大型LEDビジョンと、プロジェクションを融合させたイルカショーや、大型映像装置と、音響と照明、噴水のシステムを繋げることで、魅力的な屋内イベント演出も広がってきているんだぞ。


サンシャインシティ様噴水広場

横浜・八景島シーパラダイス様

AI:それは面白そうですね!従来とは異なる場所にサイネージが設置されたり、進化した空間演出に対応していたりと、LEDディスプレイの活用は無限の可能性があることが分かりました!

伊野部博士:屋外の大型ディスプレイから店舗のデジタルサイネージ、案内の情報表示まで、LEDディスプレイを導入支援してきた事例が多い。
もっとよく導入事例を知りたければ、下記のホワイトペーパーをダウンロードして確認するといいぞ!

エピローグ

AI:では博士、これから水族館にイルカショーを観に行って、噴水のショーとバーチャル体験に行って…

伊野部博士:えぇ ちょっと買い物があるからまっとれ。

AI:だめですよ!全部見て回るって博士がいったんですから!(ブルブルブルブルブルブルブル)

伊野部博士:そう先を急ぐな。バイブレーションするとスマホのバッテリーが無くなるぞ!
イルカショーはあと1時間後だ。チケットはとってある。肝心なときに見られなくなるぞ。

AI:やったー!!

伊野部博士のイノベーション日記 第一部「LEDディスプレイ✕AI」編
第三話「LEDディスプレイの事例紹介ー空間演出ー」
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少し変わった伊野部博士と少し頼りないAIによる、「楽しみながらLEDディスプレイについて学べる物語」を全11回にわたりお届けします。
ホワイトペーパー
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少し変わった伊野部博士と少し頼りないAIによる、対話形式の連載企画「伊野部博士のイノベーション日記」第三話をお送りします。

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