LEDディスプレイの導入提案を行うにあたり、まずは、LEDディスプレイの特徴を液晶ディスプレイとの違いと合わせて確認します。
・LEDディスプレイと液晶ディスプレイの違い
1つ目は
映像を映し出すために必要な光源の違いがあります。液晶ディスプレイの場合、側面や背面に設置されたバックライトの光を、導光板などにより間接光でディスプレイ全体に行き渡らせて、映像を表現しています。一方LEDディスプレイではピクセル一つひとつが自発光しており、同じ輝度でもインパクトや没入感、映像やメッセージの訴求力が大きく異なります。
2つ目は
サイズです。液晶ディスプレイの場合、16:9などいくつかのアスペクト比が定められており、大きさにも制限があります。
一方LEDディスプレイでは、LED素子を実装したモジュールを組み合わせて1枚のディスプレイを構成するため、モジュールの組み合わせ次第で横長、縦長、異形など自由なアスペクト比、大きさのディスプレイを作ることができます。本章の下部に、弊社LEDディスプレイをご導入いただいた「アディダス ブランドセンター RAYARD MIYASHITA PARK」様の事例を写真にてご紹介しておりますので、ご参考にぜひご覧くださいませ。
3つ目は
レイアウトです。液晶ディスプレイの場合、大きなサイズを作ろうとすると、定形ディスプレイを組み合わせる必要があります。また、
液晶ディスプレイには縁(ベゼル)があり、組み合わせてみると、つなぎ目として見えてしまいます。一方LEDディスプレイでは、先述の通りモジュールの集合体であるため縁の無いシームレスな大型ディスプレイを構成可能で、店舗や内装に溶け込んだ演出・映像表現が可能です。
このようにLEDディスプレイはサイズやレイアウトに縛られず設置することが可能であるため、デザイナー・設計者の意図を高い次元で表現でき、自発光するLEDディスプレイならではのインパクトや没入感を与えることが可能です。
詳細に関しては、以下ページの下部に記載しておりますので、ぜひご覧ください。
LEDディスプレイ(LED映像システム)と液晶ディスプレイの違い