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どうして飛び出す!?巨大3D広告の仕組みとは?

SNSなどで話題となり、近年注目されている屋外広告の一つ「3D広告」。

スマホなどで日常的に動画に慣れた皆様にも、よりインパクトを与えられるため、人々の興味を惹き記憶に残りやすい点が魅力です。

しかし実は、3D広告には相性の良い場所と悪い場所があります。相性の悪い場所に設置すると、「3Dに見えない」「思うような広告効果が出ない」といったリスクがあります。

今回は、その3D広告について、立体的に見える仕組みや設置に向いている場所をまとめました。

3D広告と相性の良い場所を理解しておくと、屋外LEDディスプレイ導入検討の判断材料になります。

また、HIBINOでは3D広告も含めて最適なLEDディスプレイの提案ができます。導入を検討中の方は、下記よりお気軽にダウンロードしてください。

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3Dコンテンツと言えば新宿東口の「3D巨大猫」

新宿東口のオーバル型LEDディスプレイ「クロス新宿ビジョン」新宿東口のオーバル型LEDディスプレイ「クロス新宿ビジョン」

新宿駅東口駅前のビル屋上に設置され、SNSなどで「大きな猫がビルから飛び出しているように見える」と話題になったオーバル型LEDディスプレイ「クロス新宿ビジョン」。

このLEDディスプレイは、「東口の道路をなくし駅前広場を整備する計画ができたことで、この場所を人が留まりやすくなる環境にしたい」と要望を受け、HIBINOが手がけたものです。

交差点の信号待ちをしている間にディスプレイを見上げると、3Dのように見える巨大な猫がビル屋上の部屋に住んでいるかのように見えます。

巨大猫の写真や動画を撮るために思わず立ち止まる方が増え、この場所に人々が留まりやすい環境が実現しました。


▼参考:「クロス新宿ビジョン」導入の背景や設置時の課題について読む
【インタビュー記事】HIBINOによるオーバル型LEDディスプレイ「クロス新宿ビジョン」

3D広告とは?

新宿の巨大猫の事例のように、「LEDディスプレイを使って奥行き感のある三次元のように見せる動画広告」を3D広告と言います。

3Dというと、VRのように3D眼鏡を使用することが思い浮かぶかもしれません。しかしこの事例では、3D眼鏡を使用しなくても肉眼で立体的に見える「錯視(さくし)」という方法が用いられています。英語ではOptical Illusion。

画面から飛び出しているように見えるなど、平面的な映像よりも臨場感やインパクトがあり、見る人に新鮮な驚きを与えることができます。SNSでの拡散による広告効果が期待できるため、従来の広告では得られない多くの人々へ広告をリーチすることも可能です。

3D広告は、SNSが身近になった現代に適した、屋外広告の新たなアプローチ方法だと言えます。

3Dに見える仕組み

立体的に見える仕組みのイメージイメージ:立体的に見える仕組み(錯視)

目の錯覚を利用


3D広告が立体的に見えるのは、目の錯覚(錯視)を利用しているためです。

実際には裏側に空間がないにもかかわらず、人間は「LEDディスプレイの中にも空間が存在するであろう」と脳が思い込み、錯覚を起こします。

その空間を認識する能力を利用してコンテンツを作成することにより、立体視が成立しています。

湾曲したLEDディスプレイ


「クロス新宿ビジョン」の3D広告は、LEDディスプレイが曲面に曲がっている(オーバル型)のが特徴です。

こうしたオーバル型LEDディスプレイのメリットは「湾曲しているので正面と側面のディスプレイのつなぎ目がない」ことです。

直方体のディスプレイの場合、面と面のつなぎ目に線が見えてしまいます。そのため、つなぎ目の見えないオーバル型の方が、より立体的に見えやすくなります。

見る位置を計算してコンテンツを制作


3D広告のコンテンツは、特定の位置から見ると立体的に見えますが、それ以外から見ると立体的には見えません。

このきちんと立体的に見える位置のことを「スイートスポット」と呼んでいます。コンテンツを制作する際はスイートスポットを特定し「どの位置から見るか」を計算して制作します。
スイートスポットのイメージイメージ:特定の位置から見ると立体的に見える

また、奥行きを感じる枠をコンテンツの中に作り画面の端の位置を錯覚させることも、飛び出しているように見える理由の一つです。

このように、コンテンツにも様々な工夫をすることで、映像を立体的に見せることができます。

また、コンテンツの作り方によっては、ほかにも3Dに見える方法があります。HIBINOでは、広告の設置場所や目的、ご予算に応じたご提案が可能です。

ご興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

3D広告の設置に向いている場所・向いていない場所

3D広告の設置に向いている場所


設置に向いているのは、「“徒歩”の人通りが多い場所」や「スイートスポットに長期滞在できる場所」です。

「“徒歩”の人通りが多い場所」として、例えば駅周辺などが挙げられます。車や電車だと一瞬でスイートスポットを通り過ぎてしまうので、3Dに見える時間が少なくなってしまいます。そのため“徒歩”であることがポイントです。また、人通りが少ない場所だとそもそも広告効果が期待できません。

「スイートスポットに長期滞在できる場所」は、例えば待ち合わせに使われるような場所があたります。また、信号待ちすることになる交差点なども、多くの人が立ち止まるので3D広告に向いています。喫茶店の窓側席から見える位置、喫煙所から見える位置、など特定の客層(ペルソナ)を想定して、ターゲティング広告を企画するのも面白いかもしれません。

3D広告の設置に向いていない場所


反対に設置に向いていないのは、「“徒歩”の人通りが少ない場所」や「スイートスポットに長期滞在できない場所」だと言えます。

「“徒歩”の人通りが少ない場所」では立ち止まって見ることが難しいため、3D広告の効果は少ないでしょう。人通りは多くても、立ち止まれない場所(交通量の多い道路、電車の中)には向いていません。

また、「スイートスポットに長期滞在できない場所」も、見る時間を十分にとれないため、設置には向きません。


・交差点の真ん中
・人通りが多すぎて滞在すると邪魔になってしまう場所
・人が集まったらクレームが来てしまう可能性のある場所(他のお店の前など)

▼参考:屋外型大型LEDディスプレイについては、下記の記事でも詳しく解説しています。
大型LEDディスプレイの特徴と注意点|ワンストップサービスのHIBINOが解説

ご要望に合ったLEDディスプレイをご提案いたします

スマートフォンなどの普及などにより動画視聴が珍しくなくなった時代でも、3D広告は人々の興味を惹き、記憶に残るといった効果が期待できます。注目を集めることで、SNSでの拡散効果も生み出しやすいでしょう。

HIBINOでは、3D広告をはじめ様々なLEDディスプレイによるソリューションをご提供しています。オーバル型LEDディスプレイだけでなく、設置場所やご予算などお客様のニーズに合わせたLEDディスプレイの提案・制作が可能です。

LEDディスプレイの設置をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

3D広告の設置について相談してみる

また、屋外広告でのLEDディスプレイ活用にも応用可能な、LEDディスプレイ選定のポイントを以下の資料にて詳しく解説しております。

屋外広告でのLEDディスプレイ活用について少しでもご興味ございましたら、ぜひ以下よりダウンロードのうえお読みください。
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