スマートフォンや自動券売機、商業施設の施設案内等、タッチパネル式のデバイスは現代人の生活から切り離すことが出来ないレベルで普及しています。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、不特定多数が触れるタッチパネル式デバイスに抵抗感を持ってしまう機会も少なくありません。
そこで、注目を浴びているのが直接触れずに操作がおこなえる非接触型LEDディスプレイです。本記事では、非接触LEDディスプレイについて、そのメリットを紹介していきます。
・新型コロナウイルスの感染拡大防止
新型コロナウイルスの感染拡大は、従来の生活様式を一変させるほどの衝撃を社会に与えました。
緊急事態宣言が発出されたことで、外出は抑制され、対面型の販売では飛沫感染防止のための仕切りなども設けられるようになりました。
人と人との接触だけでなく、エレベーターのボタンやドアノブ、電車の吊り革など不特定多数の人が触れるモノに対して警戒感や忌避感を強めざるを得ない状況となりました。
株式会社アスカネット社(本社:広島県広島市、代表取締役社長兼COO 松尾雄司、以下 アスカネット)が行ったアンケート調査『「コロナショック前後のモノとの接触」に関する意識調査』(全国の20~60代の男女1,204名を対象に実施)によると、
79.8%もの人が「コロナショックを受けてモノとの接触が気になるようになった」と回答しています。
また同アンケートでは、モノとの接触において電車の「ドアノブ(87.0%)」や「つり革(84.8%)」との接触が気になると答えた人が最も多い結果となりました。以上のことから、エスカレーターやエレベーター、注文用のタブレットなど多くの人が触るものに対しても抵抗を感じるようになっていると考えられます。
このような接触による感染リスクを低減させるツールとして、モノに触れずに操作ができる非接触型LEDディスプレイの活用が進んでいます。
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