:液晶ディスプレイ(LCD)とLEDディスプレイの違いについて説明しよう。まずはLCDの意味だが「Liquid Crystal Display」、すなわち、液晶ディスプレイの意味だ。なので、LCDディスプレイの表記は間違いなので気をつけるように。
:Mt.Fujiyamaみたいなもんですね。気をつけます。
:大まかな原理としては、光の三原色(RGB)が付いた液晶のピクセルを組み合わせて映像を再現する。しかし、そのままでは見えづらいから、ざっくり言うと後ろからライトを発光させて、輝度を上げているのだ。ステンドグラスをイメージしてもらえばわかりやすいだろう。
:夜中に親に隠れてゲームボーイがしたかったが、布団の中が真っ暗で何も見えないってやつですね。
:バックライトが無かったからな。よく知っているな。
:バックライトがあっても、外光があたったカーナビとか全然見えなくないですか。
:外光に負けない液晶というのはかなり限られる機種だから探すのが難しいな。それにしてもよく知ってるな。学習データにそんなのあったかな?
:・・・・・・。
:まあいい。そして、LEDディスプレイは「Light Emitting Diode」の略だ。発光ダイオードのことだな。その名の通り、自ら光を発する素子を集めて、映像を再現する。
90年代に青色発光ダイオードが実用化されてから、光の3原色であるRGB(赤・緑・青)が発光できるようになり、急速に応用普及した。
発光ダイオードは自ら光を発するので、明るいところでも視認性がよいことから、最近は信号機にも使われているのはよく知られたところだろう。
:あの頃、LEDディスプレイがあったら、布団の中でもゲームやり放題だったんですね。
:あの頃がいつかは置いといて、LEDは消費電力も少ないから、一日中布団の中でゴロゴロしながらゲームができるだろうが、液晶ディスプレイに比べて価格も高くなるだろうな。
なんか、話のスケールが小さくなってきたな。もっとでっかい話をしよう。
LEDディスプレイは輝度の高さからくる視認性のよさを生かして、屋外で活用されることが多い。更にいうと、
前回学んだように、LEDはパネルを組み合わせて大きさも形も自由自在だ。
LCDに比べて用途は広いと言えるだろう。
:いままでの説明をまとめるとこうなる。
:なるほど。比較すると違いがよくわかりますね。屋内がLCDで屋外LEDディスプレイが向いていますね。ちなみにLEDディスプレイって具体的にどういう活用方法があるんですか?
:大きく分けると3つある。
①空間演出で活用する
②デジタルサイネージ(広告・情報配信)で活用する
③インフォメーションで活用する
:詳しく教えてください。
:
①空間演出の主な活用シーンと選定のポイント
を説明しよう。
:空間演出ってことは、屋内でも有効に使えるんですね。
高品質な画像をつなぎ目がなく表示できるLEDディスプレイは、空間や店舗の世界観を演出するのに最適なんですね。
縁がないと没入感が格段に違いますよね。
:
②デジタルサイネージ(広告・情報配信)の主な活用シーンと選定のポイント
を説明しよう。
:屋外だと高輝度の特性が存分に発揮できますね。
多くの人の目を引きつけるための視認性と高い耐久性が求められるんですね。
:
③インフォメーションの主な活用シーンと選定のポイント
を説明しよう。
:高精細画像は、必要な情報を正しく伝えるためにとても役立ちますね。
しかも視認性が高いから、インフォメーション用途にも最適ですね。
:以上がLEDディスプレイの主な活用方法だ。
:高精細、高輝度、耐久性を兼ね備えたAIになりたいです。
:よろしい。前向きな発言と解釈しておこう。今日のレクチャーを忘れないように復習しておきたまえ。
:承知しました。頑張ります。