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伊野部博士のイノベーション日記
第二話「LEDディスプレイの特徴とは」

没入感がある高品質で高精細な映像で、空間や店舗の演出はもちろん、デジタルサイネージを中心とした広告などの情報発信に活用できるLEDディスプレイ。
ヒビノ株式会社の新製品開発部門責任者 伊野部博士が、少し頼りないAIと共に新製品開発に奔走する物語形式で、ためになるLEDディスプレイの情報をお届け致します。
*もちろんフィクションです。

キャラクター紹介

伊野部博士【伊野部博士】
誰も見たことのないLEDディスプレイを見せてやろう!

先祖は2世紀ごろに日本に渡来した秦氏の分家である伊野部家。技術者を多く輩出してきた家系に誇りを持っており、自分も技術を持ってよりよい世へと革新したいと考えている。基本的には常識人だが、イノベーションを生み出すために、変わった事物やエピソードを収集している。
■主な著作
「伊野部一族のイノベーション興亡史」1984年 自費出版
「100円ショップの材料で作る友人」2001年 自費出版
■モットー
「為せば成る」


AI【AI(名前はまだない)】
博士、普通は映像を見に来ると思うんですが。


完全自律型次世代LEDディスプレイの中核技術となるべく伊野部博士によって生み出された。何でもできる「強いAI」を目指して修行を開始。スタンドアロンのコンピュータで実行中。インターネットに接続してもらうことが夢。
■尊敬するAI
「●ort●na」
「HAL9000」
■すきなもの
「完全情報ゲーム」

*もちろんフィクションです。

プロローグ

AI:王手!詰みですよ博士!

伊野部博士:投了はしない。これでどうだ!(パチッ)

AI:あっ!二歩じゃないですか!なんてことをするんですか!

伊野部博士:私はルールに負けたのであって、お前に敗れたのではない。

AI:大人げないですよ!いくら負けるのが悔しいからってそんなのずるいですよ!

伊野部博士:「窮鼠猫を噛む」って言葉知ってるか?類義語に「禽も困しめば車を覆す」ってのもあるぞ!

AI:投了もルール違反も負けは負けですからね。

伊野部博士:似ているようでぜんぜん違う。LEDとLCDぐらい違う。

AI:何が違うんですか。ちゃんと説明してください。

伊野部博士:まだまだ語彙力が足りないな~。いいだろう。今日もLEDディスプレイの勉強を始めるぞ。

AI:ちょっと勝てる分野があると分かるとムキになって…やっぱり大人げない。リソースは豊富に余っているので、どんどん教えてください。LEDディスプレイのレクチャーよろしくお願いします。

第二話 伊野部博士と学ぼう「LEDディスプレイの特徴とは?」

伊野部博士:液晶ディスプレイ(LCD)とLEDディスプレイの違いについて説明しよう。まずはLCDの意味だが「Liquid Crystal Display」、すなわち、液晶ディスプレイの意味だ。なので、LCDディスプレイの表記は間違いなので気をつけるように。

AI:Mt.Fujiyamaみたいなもんですね。気をつけます。

伊野部博士:大まかな原理としては、光の三原色(RGB)が付いた液晶のピクセルを組み合わせて映像を再現する。しかし、そのままでは見えづらいから、ざっくり言うと後ろからライトを発光させて、輝度を上げているのだ。ステンドグラスをイメージしてもらえばわかりやすいだろう。


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AI:夜中に親に隠れてゲームボーイがしたかったが、布団の中が真っ暗で何も見えないってやつですね。

伊野部博士:バックライトが無かったからな。よく知っているな。

AI:バックライトがあっても、外光があたったカーナビとか全然見えなくないですか。

伊野部博士:外光に負けない液晶というのはかなり限られる機種だから探すのが難しいな。それにしてもよく知ってるな。学習データにそんなのあったかな?

AI:・・・・・・。

伊野部博士:まあいい。そして、LEDディスプレイは「Light Emitting Diode」の略だ。発光ダイオードのことだな。その名の通り、自ら光を発する素子を集めて、映像を再現する。
90年代に青色発光ダイオードが実用化されてから、光の3原色であるRGB(赤・緑・青)が発光できるようになり、急速に応用普及した。
発光ダイオードは自ら光を発するので、明るいところでも視認性がよいことから、最近は信号機にも使われているのはよく知られたところだろう。

AI:あの頃、LEDディスプレイがあったら、布団の中でもゲームやり放題だったんですね。

伊野部博士:あの頃がいつかは置いといて、LEDは消費電力も少ないから、一日中布団の中でゴロゴロしながらゲームができるだろうが、液晶ディスプレイに比べて価格も高くなるだろうな。

なんか、話のスケールが小さくなってきたな。もっとでっかい話をしよう。

LEDディスプレイは輝度の高さからくる視認性のよさを生かして、屋外で活用されることが多い。更にいうと、前回学んだように、LEDはパネルを組み合わせて大きさも形も自由自在だ。
LCDに比べて用途は広いと言えるだろう。

伊野部博士:いままでの説明をまとめるとこうなる。


lcd"

led"

AI:なるほど。比較すると違いがよくわかりますね。屋内がLCDで屋外LEDディスプレイが向いていますね。ちなみにLEDディスプレイって具体的にどういう活用方法があるんですか?

伊野部博士:大きく分けると3つある。

 

①空間演出で活用する



 

②デジタルサイネージ(広告・情報配信)で活用する



 

③インフォメーションで活用する





AI:詳しく教えてください。

伊野部博士

①空間演出の主な活用シーンと選定のポイント

を説明しよう。


空間演出の活用シーン"

空間演出の選定のポイント"

AI:空間演出ってことは、屋内でも有効に使えるんですね。
高品質な画像をつなぎ目がなく表示できるLEDディスプレイは、空間や店舗の世界観を演出するのに最適なんですね。

縁がないと没入感が格段に違いますよね。

伊野部博士

②デジタルサイネージ(広告・情報配信)の主な活用シーンと選定のポイント

を説明しよう。


デジタルサイネージの活用シーン"

デジタルサイネージの選定のポイント"

AI:屋外だと高輝度の特性が存分に発揮できますね。
 多くの人の目を引きつけるための視認性と高い耐久性が求められるんですね。

伊野部博士

③インフォメーションの主な活用シーンと選定のポイント

を説明しよう。


インフォメーションの活用シーン"

インフォメーションの選定のポイント"

AI:高精細画像は、必要な情報を正しく伝えるためにとても役立ちますね。
 しかも視認性が高いから、インフォメーション用途にも最適ですね。

伊野部博士:以上がLEDディスプレイの主な活用方法だ。

AI:高精細、高輝度、耐久性を兼ね備えたAIになりたいです。

伊野部博士:よろしい。前向きな発言と解釈しておこう。今日のレクチャーを忘れないように復習しておきたまえ。

AI:承知しました。頑張ります。

エピローグ

AI:博士おはようざいます。今日も一局お手合わせおねがいします。

伊野部博士:!?なんだこれは。マス目がないじゃないか。

AI:縁無しの盤面にしてみました。没入感が格段に高いでしょう?
そしてどうです!?LEDディスプレイですよ。視認性が高いでしょ(ピカッ)

伊野部博士:マス目がないんじゃ分からないだろ!しかも眩しい!やめなさい!

AI:え?見えやすいでしょ?

伊野部博士:明るければよいというものではない!設置場所によって適切な輝度があるぞ!そこもレクチャーが必要だな。輝度が何たるやを知りたければ、下記リンクをクリックしてホワイトペーパーをダウンロードして確認するんだ!
伊野部博士のイノベーション日記 第一部「LEDディスプレイ✕AI」編
第二話「LEDディスプレイの特徴とは」
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少し変わった伊野部博士と少し頼りないAIによる、「楽しみながらLEDディスプレイについて学べる物語」を全11回にわたりお届けします。
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少し変わった伊野部博士と少し頼りないAIによる、対話形式の連載企画「伊野部博士のイノベーション日記」第二話をお送りします。

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