伊野部博士のイノベーション日記
第二話「LEDディスプレイの特徴とは」


没入感がある高品質で高精細な映像で、空間や店舗の演出はもちろん、デジタルサイネージを中心とした広告などの情報発信に活用できるLEDディスプレイ。
ヒビノ株式会社の新製品開発部門責任者 伊野部博士が、少し頼りないAIと共に新製品開発に奔走する物語形式で、ためになるLEDディスプレイの情報をお届け致します。
*もちろんフィクションです。
【伊野部博士】
【AI(名前はまだない)】
:王手!詰みですよ博士!
:投了はしない。これでどうだ!(パチッ)
:あっ!二歩じゃないですか!なんてことをするんですか!
:私はルールに負けたのであって、お前に敗れたのではない。
:大人げないですよ!いくら負けるのが悔しいからってそんなのずるいですよ!
:「窮鼠猫を噛む」って言葉知ってるか?類義語に「禽も困しめば車を覆す」ってのもあるぞ!
:投了もルール違反も負けは負けですからね。
:似ているようでぜんぜん違う。LEDとLCDぐらい違う。
:何が違うんですか。ちゃんと説明してください。
:まだまだ語彙力が足りないな~。いいだろう。今日もLEDディスプレイの勉強を始めるぞ。
:ちょっと勝てる分野があると分かるとムキになって…やっぱり大人げない。リソースは豊富に余っているので、どんどん教えてください。LEDディスプレイのレクチャーよろしくお願いします。
:液晶ディスプレイ(LCD)とLEDディスプレイの違いについて説明しよう。まずはLCDの意味だが「Liquid Crystal Display」、すなわち、液晶ディスプレイの意味だ。なので、LCDディスプレイの表記は間違いなので気をつけるように。
:Mt.Fujiyamaみたいなもんですね。気をつけます。
:大まかな原理としては、光の三原色(RGB)が付いた液晶のピクセルを組み合わせて映像を再現する。しかし、そのままでは見えづらいから、ざっくり言うと後ろからライトを発光させて、輝度を上げているのだ。ステンドグラスをイメージしてもらえばわかりやすいだろう。
:夜中に親に隠れてゲームボーイがしたかったが、布団の中が真っ暗で何も見えないってやつですね。
:バックライトが無かったからな。よく知っているな。
:バックライトがあっても、外光があたったカーナビとか全然見えなくないですか。
:外光に負けない液晶というのはかなり限られる機種だから探すのが難しいな。それにしてもよく知ってるな。学習データにそんなのあったかな?
:・・・・・・。
:まあいい。そして、LEDディスプレイは「Light Emitting Diode」の略だ。発光ダイオードのことだな。その名の通り、自ら光を発する素子を集めて、映像を再現する。
:あの頃、LEDディスプレイがあったら、布団の中でもゲームやり放題だったんですね。
:あの頃がいつかは置いといて、LEDは消費電力も少ないから、一日中布団の中でゴロゴロしながらゲームができるだろうが、液晶ディスプレイに比べて価格も高くなるだろうな。
:いままでの説明をまとめるとこうなる。

:なるほど。比較すると違いがよくわかりますね。屋内がLCDで屋外LEDディスプレイが向いていますね。ちなみにLEDディスプレイって具体的にどういう活用方法があるんですか?
:大きく分けると3つある。
:詳しく教えてください。
:

:空間演出ってことは、屋内でも有効に使えるんですね。
:

:屋外だと高輝度の特性が存分に発揮できますね。
:

:高精細画像は、必要な情報を正しく伝えるためにとても役立ちますね。
:以上がLEDディスプレイの主な活用方法だ。
:高精細、高輝度、耐久性を兼ね備えたAIになりたいです。
:よろしい。前向きな発言と解釈しておこう。今日のレクチャーを忘れないように復習しておきたまえ。
:承知しました。頑張ります。
:博士おはようざいます。今日も一局お手合わせおねがいします。
:!?なんだこれは。マス目がないじゃないか。
:縁無しの盤面にしてみました。没入感が格段に高いでしょう?
:マス目がないんじゃ分からないだろ!しかも眩しい!やめなさい!
:え?見えやすいでしょ?
:明るければよいというものではない!設置場所によって適切な輝度があるぞ!そこもレクチャーが必要だな。輝度が何たるやを知りたければ、下記リンクをクリックしてホワイトペーパーをダウンロードして確認するんだ!