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病院における設置場所別LEDディスプレイ活用方法

LEDディスプレイの活用の幅は非常に広く、屋外の大型ビジョンやイベント、商業施設のサイネージに加え、病院でも導入が進んでいます。
必要な情報を来院者へお伝えするための用途や、医療関係者の研修用途などで高精細なLEDディスプレイをご活用いただくために
今回は病院におけるLEDディスプレイの活用方法について解説いたします。

LEDディスプレイとポスター掲示板/デジタルサイネージの違い

LEDディスプレイの活用というと、屋外にある大型ビジョンや、音楽ライブをはじめとするイベント、店舗や展示などでの空間演出がイメージされやすいと思いますが、実際は活用の幅は大変広く、さまざまな箇所に設置されています。

今回はLEDディスプレイの活用・設置例として病院のケースを紹介します。

まず、LEDディスプレイを病院内で活用いただくメリットを、ポスター掲示およびデジタルサイネージと比較して解説いたします。

・ポスター掲示との違い
病院内には商品の紹介や、病院内における注意点などさまざまな情報が表示されています。表示方法としては、紙媒体のポスターが多く活用されています。多くのメリットがあることからポスター掲示による情報表示を紙媒体からLEDディスプレイに変更する病院が増加しています。

紙媒体の場合、設置するとそのスペースには、一つの情報しか表示されなくなり、多くの情報を来院者に伝えることが難しくなります。従来、多くの病院が、通路や待合室など同じ場所に密集してポスターを貼ることで対応されておりますが、さまざまな情報を来院者が選択して確認するため、訴求したい情報を届けにくいというデメリットがございます。

一方、ポスターに代わりLEDディスプレイを用いることで、同じ場所にローテーションで複数の情報を表示させることが可能になるため、来院者に訴求できる情報の種類を増やすことやお伝えしたい重要な情報の表示時間、回数を増やすことが可能となります。

・デジタルサイネージとの違い
病院でのディスプレイ活用は室内に設置するケースも多く、液晶ディスプレイを用いたデジタルサイネージを設置ケースもございます。液晶ディスプレイでは得られないLEDディスプレイを活用する主なメリットは、レイアウトフリーである点や自発光である点が挙げられます。

液晶ディスプレイによるデジタルサイネージの場合、アスペクト比(縦横比)が限定的となり、病院内のスペースを最大限活用することは困難です。しかしLEDディスプレイは、LED素子を実装したモジュールを組み合わせて1枚のディスプレイを構成するため、自由なサイズ・レイアウトで設置することが可能です。

また、LEDディスプレイの特長の一つに、自発光であることが挙げられ、1つ1つのLED素子が発光するため、来院者への訴求力を桁違いに発揮します。様々な方が触れる可能性のある場所へ設置しても耐久性のある特殊コーティングを施したLEDディスプレイや低消費電力、低発熱のLEDディスプレイも登場しており、病院への設置要件を満たすことが可能となりました。

■設置場所別LEDディスプレイ活用方法

ポスター掲示やデジタルサイネージとして病院内で活用が進むLEDディスプレイですが、具体的にどのような場所に設置されているのか、本章でご紹介いたします。

・待合室:患者様に癒しの場を提供
病院内でLEDディスプレイが設置される場所として多く挙げられるのが「待合室」です。

病院の混雑状況や人間ドックなど、一定時間待合室で待機しているケースは少なくありません。待合室での時間が快適で有用な時間となり、来院者の心理的負担を削減するため、LEDディスプレイを用いて情報表示や環境映像を表示している病院もございます。

表示される映像の代表例として、2種類をご紹介します。

●一般情報
病院内にはどうしても医療関係の情報が多く、興味がない人にとっては退屈な時間になることも少なくありません。待合室に時事ニュースや書籍ランキングなど一般情報を表示させることで、緊張感を和らげ日常のお役立ち情報をご提供されるケースもございます。

●環境映像
診察や結果までの待ち時間に、不安を感じる来院者も少なくありません。そこで、森林や海といった環境映像などを用いて、リラックスできるような空間を待合室に作っている病院もあります。自発光かつ高精細なLEDディスプレイだからこそ再現できるリアリティが、待合室を癒しの空間にし、来院者の心的負担軽減につながります。

・研修室:高精細LEDディスプレイで治療・ケアの様子を見せる
LEDディスプレイは来院者・患者向けの活用だけでなく、医療関係者向けへの活用も進んでいます。

例えば、研修生に対して、治療やケアの実際の様子を見てもらう際などに使われます。細かい情報を鮮明に表示させ、大人数の見ている人に届けるためには高精細でベゼル(枠)の無い大画面が構築可能なLEDディスプレイが最適な表示装置といえます。

・遠隔地:5G×実寸大でタイムラグなく正確に映す
5Gによる高速映像信号通信が、極めて少ないタイムラグで送信可能になったことで、遠隔地の診察や治療にもLEDディスプレイは期待されています。例えば、実寸大の高精細な映像を表示し、最先端の医療を遠隔地など様々な場所で提供しやすくするなどが考えられます。

■HIBINOで実現するLEDディスプレイ

HIBINOでは今回ご紹介した内容をはじめ、多種多様な納入実績があります。具体的な活用イメージがわかない場合などでも、ヒアリングと事例紹介を通じて、ご提案いたします。

・「やりたいこと」からご提案できるHIBINOの伴走体制
現地調査や図面作成、お打ち合わせなど初期段階からご提案をサポートします。LEDディスプレイの専門家が現地調査を行うため、環境にあった製品を提案可能となります。現地調査を怠ってしまうと、顧客が実現した表現などができないというケースも少なくないため、留意しておきたいポイントの一つです。

・LEDディスプレイ歴約20年の実績
HIBINOではLEDディスプレイの提供を約20年に渡り行なっており、本記事で紹介した医院だけはではなく、商業施設や、交通関係など空間演出・情報表示に関するLEDディスプレイの導入実績が多数ございます。ぜひ一度お問い合わせください。

・提案から運用開始後の保守までサポート
LEDディスプレイの専門家が初期段階からサポートするため、各院・各社のニーズや設置環境に合わせて、提案・納入が可能です。また、運用内容に合わせて、保守サービスも柔軟に提供しています。
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