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海外での導入事例が増えている!?キューブ型LEDディスプレイが利用される用途とは

街中でLEDディスプレイを見かける機会は増えてきましたが、海外では今キューブ型のLEDディスプレイが注目を集めています。日本における導入実績は少ないものの、その効果はほかのLEDディスプレイとは異なるものだといえます。この記事では、キューブ型を始めとした動きを演出できるLEDディスプレイの特徴や導入事例を紹介します。

海外で注目を集めているキューブ型LEDディスプレイ

キューブ型LEDディスプレイとは、多面表示を実現するLEDディスプレイのことです。立体的に構成されているため、従来の2次元でのコンテンツ表示から、3次元風コンテンツの表示が可能になり、奥行きのある映像演出が可能です。日本での導入実績はまだ多くありませんが、徐々に普及しており、今後見かける機会が多くなると予想されます。

キューブ型LEDディスプレイの特徴

通常の16:9のディスプレイは、スマートフォンやテレビ、パソコンモニターなど、身の回りにあふれているため、すでに特段珍しいものではなくなっています。道行く方々に見てもらうためには、大型である、見慣れない形状にする、コンテンツで魅せるなどの一工夫を加えることが重要となります。

しかし、大型ディスプレイは、設置場所を確保しなければならず、設置に苦労するケースも少なくありません。このような状況に合致しているのが、キューブ型のLEDディスプレイです。見慣れない形状のうえ、多面体であることから、さまざまな角度から見ることができ、なおかつ、立体的に動いた演出を行えるため、「魅せる」コンテンツを制作することも可能になります。

ここでは、注目を集めつつあるキューブ型LEDディスプレイの特徴を紹介します。

・視認性の高い訴求が可能


キューブ型LEDディスプレイは、立方体という形の珍しさから、屋外に設置した際に目を惹くオブジェクトとなります。各面のつなぎ目が非常に短いことから、面と面のつなぎ目で映像が途切れることがなく、屋外であっても視認性の高い訴求を発揮できます。そのため、日中の屋外でイベントを行う、屋外で映像を見せるといった時にも活用可能です。

・複数視点での訴求が可能


キューブ型のLEDディスプレイは、キューブ各面を使った多面表示ができるため、複数の視点からコンテンツの表示を行えます。また、複数のキューブ型LEDディスプレイを組み合わせることで、より多様な形での演出や訴求を実現することができます。カスタマイズ要素が増えますが、立方体以外の多面体の制作も可能です。

そのほかにも、LEDディスプレイは広い視野角を持っていることも特徴の1つであるため、屋外であっても、さまざまな角度から見てもらえます。一面のLEDディスプレイは、見る角度によって見えにくいことがありますが、多面体であれば、より正面に近い角度から見てもらうことができ、理想的な視認角度から高い訴求力を持ったサイネージとして使用することも可能です。

・多面体ならではの動きのあるコンテンツに対応ができる


キューブ型であるため、立方体など多面体に映像を表示でき、それぞれの面で別々の映像を表示することもできます。そのため、動きのあるコンテンツにも対応可能です。また、クリエイターと連携することによって、企業のブランドイメージを伝えつつ、キューブという立体的な演出が行えるコンテンツの提供もできます。

立体的視覚効果を持ったLEDディスプレイ導入効果・事例

海外はもちろん、日本国内でもすでにキューブ型を代表とする立体的視覚効果を持ったLEDディスプレイを導入している企業があります。ここでは、ディスプレイの導入事例とその効果について解説します。

・ギネスにも登録されたニューヨーク タイムズスクエアでの事例


世界的な飲料メーカーが、ニューヨークのビルの一面に1,760個の可動式LEDディスプレイを使ってLEDビジョン広告塔を作りました。広告塔の高さは6階建てのビル相当で、可動式LEDディスプレイはプログラムによって動きがコントロールされています。可動式LEDディスプレイは映像を表示するだけでなく、LEDディスプレイ自体が動くため、躍動感のあるコンテンツの発信が実現しました。ちなみに、この広告塔は、「世界初の3Dロボティクス広告看板」、「世界最大の3Dロボティクス広告看板」という2つのギネス世界記録に登録されており、その注目度の高さがうかがえます。

・某有名アパレルメーカーでの事例


日本では、有名アパレルメーカーが都心にオープンした新店舗においてキューブ型のLEDディスプレイを導入しました。このメーカーでは、お店の存在感や楽しさを発信し、ブランドの持つ存在感を表現するためにキューブ型のLEDディスプレイを使用しています。従来型のサイネージとは一線を画す立体的な映像表現ができるキューブ型LEDディスプレイは、ロゴなどが、各表示面を移動するような立体的に魅せるコンテンツと共に、複数のLEDディスプレイが、連動して動く演出となっており、道行く人たちが撮影しSNSでも拡散されるなど話題を集めました。

また、このアパレルメーカーのロゴはキューブ型のLEDディスプレイの形とマッチしていたこともあり、コンテンツとハードの組み合わせが見事にハマった演出となっています。

キューブ型LEDの導入事例についてはこちらもご覧ください。

レイアウトフリー、透過型、キューブが実現するLEDディスプレイのデザイン3選

コンテンツ×LEDディスプレイの提供が可能なヒビノへ

LEDディスプレイを効果的に魅せるためには、コンテンツとハードがマッチした演出を行えるかどうかが重要です。

昨今は、YouTubeやTikTokなど動画コンテンツが多く見られますが、LEDディスプレイを導入して映像を映し出すだけでは訴求力は不十分です。多くの人が注目するようなコンテンツにするには、動画や香り、音などの適切なコンテンツ設計が欠かせません。

LEDディスプレイの活用からコンテンツ設計まで一貫したサポートを受けたい場合、ヒビノの利用を検討してみてください。ヒビノでは、キューブ型LEDディスプレイをはじめとして、さまざまなハードの導入をサポートしています。また、経験豊富なクリエイターとの付き合いがいくつもあるため、魅力的な演出の実現もサポート可能です。

LEDディスプレイというハードに対して、より効果的に投資対効果(ROI)を高めるためには、コンテンツが欠かせません。ヒビノであれば、ハードの良いところ、悪いところを熟知したクリエイターがより効果的なワンランク上のコンテンツをお届けいたします。ご興味をお持ちの方は、是非一度お問い合わせください。
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